こんにちは、ディシャです。
インドの聖者、アンマの今年の来日スケジュールが出てしばらく経ちますね。
ここ数年のことですが、私もアンマの来日を楽しみに待つ一人となりました。
来日プログラムは、7月22日から3日間、
場所はTRC 東京流通センター [第二展示場 Fホール]
です。
「聖者」はインドにはアンマ以外にも(思ったより)たくさんいらっしゃるようです。
中でも一番有名なのは、1979年にノーベル平和賞を受賞したマザー・テレサでしょうか。
マザー・テレサはカトリック教会の修道女で、しかもまた聖人でもあるんですよね。
ですが、今日はヴェーダ聖典のインド占星術に関わる者として、ヒンドゥー系の聖者のことをすこーしですが書いてみたいと思います。
先に書きましたアンマは正式な名前をシュリー・マーター・アムリターナンダマイー・デーヴィー(ウィキペディアへリンクします)といい、抱擁(ダルシャン)で世界的に有名です。
来日は今年で29回目だそうです。
抱擁をしてくれるんですけど、アンマのその優しさに人は感動してしまうんですよね。
世界中にアンマが大好きという信者さんを持つ「お母さん」です。
来日の詳細はこちらで確認できます。↓
またアンマの他、有名な聖者に、サティヤ・サイ・ババ(ウィキペディアへリンクします)がいらっしゃいます。
この御方の場合、私はサイ・ババの「不思議」を解明しようというテレビの特集をかなり前に観た事があります。
サイ・ババは指先からビブーティ(聖灰)やペンダントなど物質を出すことで有名でした。
2011年4月に84歳で亡くなっておりますが、当時は日本でもニュースになりました。
スピリチュアル・リーダーとして今も信者さんの多い聖者で、ウィキペディアによると全世界に数百万の信者さんがおられるそうです。
すごいですね。
このお二人以外にもたくさんの聖者がインドにはおりまして、社会的にも文化的にも精神性や霊性を大切にする国だというのが分かります。
しかしこのインド式に言う霊性やスピリチュアルという言葉は、幽霊とかオカルトとか超能力とは別のもので魂という意味に近いかなと私は思っています。
(ちなみに、死んでる時の魂ではなくて、生きてる時の方だと思います。)
インド文化を学んでいて良く聞く言葉に「霊性を高める」という言葉があるんですが、これは霊能力や超能力を高めるという意味ではなくて、各自の精神性を高めるという意味の方なんですよね。
3番目としてご紹介はラーマクリシュナ(ウィキペディアへリンクします)とその弟子のスワーミー・ヴィヴェーカーナンダ(ウィキペディアへリンクします)です。
ラーマクリシュナ
スワーミー・ヴィヴェーカーナンダ
この御二人は、私は人生に行き詰った人に優しく強く人生を説いてくれるお坊さんのイメージがありますね。
ラーマクリシュナは瞑想により魂エネルギーの源泉まで到達した数少ない人の内の一人とされ、そのお弟子さん方はたくさんの書物を残されています。
人はどう生きるべきか、何を求めて生きたらいいかみたいなことを知りたい人にはいい書物があるかもしれないです。
ヴィヴェーカーナンダはインド国内ではもちろん、アメリカ、ヨーロッパ社会にも人気のある宗教家として活躍した方で、七聖賢の一人の生まれ変わりと言われる御方ですね。
最近、私がヴェーダに関する勉強の一環として読んだ本に、「パタンジャリ・ヨーガの実践」~そのヒントと例~というのがありまして、このラーマクリシュナに関する日本ヴェーダーンタ協会の発行なのですが、私のようなヨーガに素人なレベルの者にも分かり易かったので、ちょっと載せておきます。
本によるとパタンジャリ・ヨーガのテーマは「心の探求」だそうです。
私はこの部分に興味が出て読んでみたのですが、詳しく、しかも優しく書いてありました。
ヨーガとか聖者とかを調べていると良く出てくる名前に「パタンジャリ」があるんですけど、私はこれって人の名前 え
何のこと
・・・という感じだったんですよね。
ヨーガに詳しい方からすると、「やだ、もう・・」としか言えないかもしれないんですけど、私のようなド素人にはその程度の知識しか無いのが通常かと・・。
それでこの道に詳しい人に聞いてみたところ、パタンジャリとはヨーガなどのインド文化の中では教養として知っておくべき「聖人」であると言われたので、あ、そうなんですか、と思い、読んでみました。
(インドの宗教団体の日本支部発行ですが、そこは気にすることはないレベルです。)
簡単ですが、この7月のアンマの来日を前に、インドの聖者について、本当にちょーっとだけ書いてみました。
もっと詳しくなったらまた書いてみたいと思います。