インド占星術 10室 | ディシャのインド占星術日記

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インド占星術で、持って生まれた才能、天職、パートナー、人生の運気の流れが分かります。

10室(ケンドラハウス、ウパチャヤハウス)

人生の目的: アルタ

象意: 天職、社会的使命、社会的行動、権力、政府、与党など。

 

 

星10室に各惑星がある時の特徴。

 

【10室に太陽がある】

賢い、裕福、名声、自信がある、ある分野でのリーダーシップと成功、会社組織のリーダーか自営業。

 

【10室に月がある】

ライバルと競合会社を征服する、論理的、人に好かれる、他者を助けることに関わる4、母親とは良い関係。

 

【10室に火星がある】

自己中心、高い目標、目標の永続的な達成、慈善団体。

 

【10室に水星がある】

成功、ある分野で尊敬される、学ぶ力、剛健、賢い、良い話し手、倫理的。

 

【10室に木星がある】

非常に意欲的、専門性での成功、評判が良く人に好かれる、フェアマインド、リーダー、教育、法律、または政治への関心。

 

【10室に金星がある】

友情には充実している、芸術に関して非常に意欲的で良い経歴を持つ、人に好かれ尊敬される、他者を助けるかボランティア活動をする。

 

【10室に土星がある】

課題を受け入れる、認識、忍耐力と人生修行を通して野望を満たす、良く知られている人。

 

【10室にラーフがある】

専門的な業績により認められる、リーダーシップの資質、他者と働く、一生懸命に働くことでお金を得る。

 

【10室にケートゥがある】

エネルギッシュ、リスクを取る、成功する。

 

 

 

10室は仕事(天職)のハウスなのですが、やはりここに惑星が多いと仕事を中心とした人生を送る方がほとんどだと思います。

 

凶星が在住すると仕事に辛さを感じる傾向にありますが、それが機能的吉星や友好星座など良い意味をもつ惑星なら厳しくとも良い影響を与えます。

 

また惑星が一つもない場合は、仕事に趣きを置かない人生となりやすく働く意欲も低いことが多いですね。

それでも仕事運を見る必要があるという場合はナヴァムシャの10室の状態ををラーシの10室支配星と共に検証するのが良いでしょう。