この日は愛知県の名東区のARMADILLOへと足を運びました。距離的にしょっちゅうは 行く事が出来ないところですが,日曜日で休みだったのはもちろん,出演者が 岩枝利幸さん,あきいちこさん,原田章生さんという,豪華な顔ぶれ で,このライブがあると知った時から楽しみにしていました。途中の道はかなり 混んでいましたが早めに家を出たので,開店時刻よりも早く着きました。
 また前座として,TWO PIECEという女性2人組のギターデュオのライブもあり ました。
<<OPENING ACT:TWO PIECE>>
 TWO PIECEを見るのは今回が初めてでした。演奏されたのはオリジナル曲ばかりで, 意気の合ったギター演奏とハーモニー,MCなどが素晴らしく,アコースティックらしい 爽やかな曲もあれば,切なくどこか懐かしさを誘うような曲もありました。自分的には どちらかといえば後者の方が印象に残っています。

■岩枝利幸
 本編は岩枝利幸さんのステージで始まりました。所属のユニットAntique Notesの 「街」から演奏が始まり,愛しい人の帰りを待つ主人公の思いが綴られた詩と岩枝さんの キーボード演奏と安定感のある歌声に聴き入ってました。その次の「のんびり行こうよ」は オムニバスアルバム「Road of Land vol.6~夕焼けGIG~」に収録されていてよく聴いている ので,一緒に歌いながら楽しんでました。
 またこの日は岩枝さんの新作アルバム「光のカケラ」の発売日で,それに収録されている も披露されました。その中で「きっと大丈夫・・・」はタイトル通り元気付けられる詩と アップテンポなアレンジが素晴らしく,また「渋滞セレナーデ」も同じくアップテンポな 曲で,こちらは渋滞の車の中での恋愛感情が込められた聴き心地の良さがあって, 個人的にもすごく気に入っています。「うたかた」も和風をイメージしたようなところが 印象的かと思います。
 岩枝利幸さんの音楽は生で聴いてもCDで聴いても曲の世界に入り込めそうで,また 癒されたりもするので素晴らしいと改めて感じました。

■あきいちこ
 2番目はあきいちこさんでした。岩枝さんと同様に鍵盤弾き語りのシンガソングライターで, 「あお」から演奏が始まりました。この曲は明るさのある爽快なアップテンポな曲で,CDでは バンドバージョンのようなサウンドですが,ここでは弾き語りのため当然アコースティックな アレンジになりまして,素朴な雰囲気を感じさせる演奏と透明感のある歌声が印象的で 自分も一緒に歌って楽しめました。その他に「INTO THE SONG~今ここで出来る事~」を はじめ,数曲のオリジナル曲が披露され,どちらかといえばスローテンポな曲の方が 多かったと思いますが,あきいちこさんの魅力と自分自身で感じている透明感のようなものが 活かされたステージだったと思います。

■原田章生
 最後は原田章生さんでした。FLAPPERをはじめこれまで何回もライブを見てきた方ですが,この ARMADILLOで演奏を聴くのは今回が初めてでした。原田さんも「Road of Land vol.6~夕焼けGIG~」に 参加されてまして,その中での楽曲「ハロウ」を1曲目に披露されました。CDでは何回か聴いていても 生演奏で聴く事はあまりなかったのでそれなりに貴重さを感じました。その次に演奏された「糸くず」は 原田さんの曲の中では一番最初に覚えた曲で一緒に歌ってました。後は「つまらない虹」も演奏され, 自分がこれまで見てきた中ではギターの弾き語りでしたが,今回は鍵盤の弾き語りとなり,それの サウンドのもとでじっくりと聴き入ってました。その後も「モナ・リザ」や「えかきうた」といった オリジナル曲が披露されていきました。
 最後の2曲は「ライダーキック」と「ざわめきの条件」でした。持ち歌の中でもテンポが速く,また サウンド的にもハードですが,なおかつ自分自身すごく気に入っている2曲でもあり ます。「ライダーキック」はCDではバンドバージョンのため,ギターの弾き語りだと雰囲気が変わって, また生演奏だとギターを激しくかき鳴らすようなところも印象的でした。「ざわめきの条件」の 演奏は聴くのは久しぶりでしたが,これはバックミュージックを利用しての演奏の曲でカッコ良く, こうなると「ライダーキック」もそうですが気分はノリノリでした。
 全体を通してみると,原田さんはアップテンポな曲もスローテンポな曲もこなせるギター演奏が 器用で,また鍵盤演奏も楽しめる事と,高音でハスキーな歌声が印象深いと思いました。

 前座と本編が終わると,岩枝さん,あきいちこさん,原田さんの3人でのセッションタイムとなり ました。ここでは各出演者の持ち歌をその持ち主以外の方がメインボーカルで演奏するという システムでした。演奏された3曲は以下の通りです(()内はその曲のアーティスト)。

  • ひとつぶの涙(Antique Notes)
     ボーカル:あきいちこ/キーボード:岩枝利幸/コーラス:原田章生
  • あお(あきいちこ)
     ボーカル:岩枝利幸,原田章生/キーボード:岩枝利幸/コーラス:あきいちこ
  • 白線,辿れば(原田章生)
     ボーカル:岩枝利幸,あきいちこ,原田章生/ギター:原田章生
 いずれも他では見られないであろう組み合わせで,新鮮なイメージもありつつ貴重な ステージで,すごく楽しかったです。アンコールがかかったので何を演奏するかを 決めた結果,原田さんの「青い蝶」となりました。
 場所的になかなか行く事の出来ない会場でしたが豪華な顔ぶれの出演者の演奏とセッションが 楽しめたライブでした。自分自身ARMADILLOはこれで3回目ですが,1回目がThe Teddy Bearsや Live! THE BEARSが出演したスペシャルビートルズナイト,2回目が洋楽カバーユニットの pop popやSNUGが出演した時,そして今回のオリジナルの弾き語りNightと,いずれも違った ジャンルの方が出演した時に足を運んでいる事になってます。そのためか色々と楽しんでいると いう事も実感出来る今日この頃です。