みなさま、こんにちは。
いつも遊びにきていただき、ありがとうございます
ブログで何度か書いていますが、
私は一年間、ペルーにある某日系企業で勤務していたことがあります。
新卒の就職したい企業ランキングのベスト5には必ず入っていて
専門学校卒の私には、就職試験を受けるチャンスさえないような
有名な大企業です。
ワーホリあがりのバックパッカーだった私は、
学歴やキャリアというものに憧れていました。
一人で南米に住みつく勇気のある日本人女性だと
気どって見せても、中身はコンプレックスの塊でしたね。
英語とスペイン語が話せるということで、
とんとん拍子に話は進み、無事採用決定された時
「あ~これで胸を張っていられる」
と思ったことを覚えています。
就労ビザの準備のための一時帰国中、
5年半勤めた会社へ、雇用証明書を発行してもらいに行く時も
とても誇らしい気持ちでした。
私の本当に望むものが何なのか、
この時は、全く気付いなかったけれど。
無事、就労ビザがおりて、再びペルーへ飛んで
勤務開始となってからは、苦難の連続でした。
日本人上司からの、人格否定の嵐!!!
何も教えてもらえず、
自分ができないことを押し付けられるし
サービス残業やサービス休日出勤の強制もあったし
オフィスで大声で怒鳴られたこともあります。
自分に自信がなかった私は、その批判をそのまま受け取り
自分を責め続けていました。
何のキャリアもないダメな私
ビクビクしてて、カッコ悪い
学歴がなくて恥ずかしい
ちゃんと仕事ができない、
こんなこともできない
こんなんじゃだめだ!
もっとしっかりしなくちゃ!
早く全部できるようにならなくちゃ!
と、ただただ自分に厳しくムチを打つ日々。。
ある日突然
突発性難聴になりました。
プールの中にいるような感覚で、耳鳴りがして
何も聞こえないと思ったら、眩暈と吐き気におそわれたんです。
急いでトイレに行ってから、1時間気を失っていました。
そんな状態になっても、
何も気づかず、ちゃんと働かなきゃ!っとさらに自分を責めました。
幸運だったのは、症状はオフィスにいる間だけで
家に帰れば普通に元気。
週末には友人とパーティーを楽しんでいました。
だからよけいに、たるんでいるだけだと、自分で思っていました。
それから1か月くらい経って、
仕事に行こうとすると涙が出てきて、
出勤中も涙が止まらなくて、
オフィスにいるだけで吐き気がして、トイレから出られない
という状態になり、退職することにしました。
この時、高校からの親友であるしほちゃんにだけ
ラインで報告しました。
彼女は、
「すぐに帰国できるの?引き継ぎとかしないとあかん?」
と聞いてくれました。
私の仕事はその問題の日本人上司に任せるので、
来週帰国できるよ~返信しました。
私は、しほちゃんは
“引き継ぎはちゃんとしなきゃ、大人だし仕事なんだから”
という意味で聞いてきたんだと思いました。
こんな状態になってでも、まだ
罪悪感で、自分を責めていたんです。
でも、しほちゃんからの返信は
「だったら何に気遣ってるの?その上司が大変になるとか、そんなん知ったこっちゃないわ~あははは~」
知ったこっちゃない!
今も、この言葉だけはしっかりと覚えています。
全身から力が抜けた瞬間でした。
私があの会社を辞めることになったのは
その上司のせいだと、思っていました。
現地採用という制度も悪いと思っていました。
あいつさえ、ちゃんと教えてくれてれば
私は今頃“長”となり、バリバリ働いていたのに。
ずっと憧れていた、海外オフィスでの仕事
夢が叶ったはずだったのに、全然幸せじゃなかった。
最近わかったんですが
コンプレックスから行動して、
本当に好きなことややりたいことと
向き合おうとしなかったから、
“仮の望み”が叶っても
全く幸せではなかった。
私自身が私を認めていなかったから、
上司も私を認めなかった。
ある意味、感謝しています。
あの経験があったから、
私は自分を大事にしようと決めました。
実はペルーに行く1か月前、
全身に蕁麻疹が出たんです。
ひどい蕁麻疹が1か月以上続き、
皮膚科を5件まわりました。
今思えば、体は必死に拒否をしていたんですね。
こっちじゃないーーー
行きたくないーーーー
と訴えてくれていた。
でも頭が、
「ここに行かなきゃ、いつまでもただのバックパッカーのままよ」
と抑え込んでいた。
かわいそうな私。。
もちろん得られたことはたくさんあるし、
リマで出会えた友人もいっぱいいます。
だから、すべてが無駄になるなんてことはありません。
ただ、ちょっと、間違っただけ。
もう大丈夫。
これからは自分に素直に生きるんだ
今日も読んでいただき、本当にありがとうございました
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