1980年代にギターでバリバリ仕事をしていたときには、空前のラックマウントブームで40U等とほとんど冷蔵庫か箪笥のようなエフェクトを持ち歩いていた時代もありましたが、年齢とともに、いかに楽をするかを考えるようになってきました。同じ世代の方は心当たりもあるのではないでしょうか?そこで、究極のマルチといえるMS-50Gの登場です。昔のOD-1あたりとかわりの無いサイズの中に凡そ考えうるエフェクトを詰め込んだ優れもので、更にはアンプシュミレーターやラインセレクターまで入っています。信号処理も32bit浮動小数点演算と思わずNuendをそうぞうさせられてしまうマニア泣かせな仕様です。



好きなエフェクトを6個まで選択後に自由に接続して、メモリに登録すればフットスイッチを1回踏み込むごとにメモリ順にセレクトできます。普通はクリーン、クランチ、ディストーションの3つの音を作って登録してありますが、登録は50個までできますので、2時間程度のライブでは十分ですし、音色を固定して使うのであれば、任意のエフェクトのオン、オフをペダルに割り当てることも可能です。個人的な感想ですが音はなかなかですよ。BOSS系のエフェクトは安定している物の、多少のノイズはあってもZOOMの音は色っぽいですね。マーシャルの1959Plex
なんかは、思わずニヤリとしてしまいますよ。これでスタジオがさらに楽になります。
なんといってもわずか300gしかないので、楽勝です!!年寄りには楽させてよ~
















