最近読んだ本の中に、
グループシンク(集団浅慮)という言葉がありました。
個人レベルで考えれば当然気づくことが、
集団で意思決定を行うと、かえって短絡的になり
見落とされることを言うそうです。
「赤信号みんなで渡れば怖くない。」こんな日本語がありますが、
まさにこの言葉がグループシンクを表現しているといえます。
私の会社では毎日業務報告と合わせて、
簡単な営業会議を行うのですが、
どうも最近これに近いことが起きているような気がします。
グループシンクが起きる要因として、
チームの凝集性が高い(団結の度合いが強い)ということが、
あげられるそうですが、この団結の度合いが高いこと自体は
成功している企業にも共通してみられる要因ですので、
これ自体が悪いことではなさそうです。
では何が問題なのか?
これは
リーダーの示す考え方や行動が本当に正しいのかどうかにポイントがある気がします。
参考URL
http://www.educate.co.jp/glossary/3-education/100-group-think-.html
↑このリンク先の図と説明が非常にわかりやすいです。
リーダーの示す方向性が良くないのに、
チームがそれに気がつかない閉鎖的な環境にあるとき、
グループシンクに陥ることが多いようです。
しかし逆にいえばリーダーの示す方向性が良ければ、
大きなパフォーマンスを生むチャンスがあるともいえます。
そういう考えからいうと、
リーダーの役割は非常に重要です。
ところで、仕事において失敗は誰にでもあります。
失敗自体は仕事をしていくうえで必ず付きものだし、
より良いものを生み出す源泉であるのだから、
それ自体してはいけないものではないと思っています。
でも、なぜ失敗をしたのかを考え、
その問題点を洗い出し自分なりの解決策を見つけておかないと、
また同じ失敗を繰り返すことになります。
同じ失敗を繰り返すようでは、
一人前のビジネスマンとは言えませんよね。
そしてチームの一員に何か失敗があった場合、
その失敗はチームの中のその一人だけが経験すれば良く、
チーム内で解決策を共有し、対策をすればよいはずです。
(もちろん体で覚えなければわからない失敗もありますが。)
だから、たとえ自分にとって都合が悪いことだとしても
失敗をさらけ出し改善することで
チームにより良いサービスを実現させる考え方、つまり良い方向性を持たせることが重要だと考えています。