happy sadはもともとあんまり好きじゃないタイトルなんだけど
何だかここ一両日は、そんな気分。





風邪気味ですけど、事態はあまり動きませんけど。
何だか日常を笑顔で生きようとする日々



笑いは笑いを生むってぇもの。
貧相な表情では貧相しか寄ってこないってぇもので

誰かの力になれば、我が身の力の丈を高められる。
(誰かの存在によって助けられてるんだなぁ。)と







夜仕事でも、頭の痛いことばかりだけど
お客に対しては、フロアでは。結構ヤンチャな接客をしている。

(自由は与えられるものではない。自ら作り出すもの)


先日も、夜の夜中にオンナノコ2人で来てたお客さんに
「小川サン(名札を付けてるので名前は割れている)は、誕生日いつですかぁ?」と聞かれる


それだけで、なんだかお兄さんも嬉しいものなのです


帰結というか、果実というか
誰かを笑わせられればこちらにも笑みは生まれるものなのだと。



所詮、一期一会ではあるけれど




2回目来てくれたら、このブログのURLを渡してあげようかなぁ?と
”ニューナンブ回転式けん銃の塗り”について語られたら困るだろうなぁ...



〇それだけではなく、ちょっと嬉しい事も有ったんですけどね
それによって今日一日は突き動かされたのですけどー。




「今夜の貴方は、一瞬で最強」


少し前の資生堂CMコピーであって、私の好きな言葉の一つ。

長い歴史を誇る、広告批評を齧った人間には世相の鏡でもある資生堂CMの中でも
2000-2010年の10年間の中で5指に入る名作だと私は思うのですけどね。





論は分かれますが、この頃のマキアージュCMは最強だと
栗山千明にこんな表情されたら秒殺です


(このキャデラックタクシーのトランクに詰め込まれたいとも思う程の異常な愛情w)

東京タワーがこんな美しいアイコンになる。というのと同じく



隅田川、水上バス、豊島区の東雲運河再開発地区でさえアイコンにするこの力。
(私は東京に行くと必ず隅田川下りをするのは、このCMの影響)




彼女は現在進行形の恋愛について多くを語らない。

そのかわり、肌が語っているのだけれど



参ったというしかない至言。こんな事を言える様な男になりたいものだ。。。
そして東京というのは世界一美しい街なのです



資生堂、素晴らしいぞ!と喝采を送っていたのに


それが、その次の資生堂マキアージュと来たら何ですか!!!



三遊亭好楽(笑点のピンクさん)かと思ったですよw
これが資生堂CMか!と




資生堂は、マキアージュは、終わった!と思ってたら

「あまりに不自然な」CM契約更新によってキャラ交代。
(この顛末は、ウェブ上でもかなり論が交わされたものですが)


上野樹里によって何とか救われましたねー

「ビューティ」を更新する前に、CMキャラを更新してくれたお陰で
被害はまぁ最小限に食い止められた感がありますが




いいぞ上野樹里。カワイイじゃない?



って、かなり長い前フリになりましたが。。。




「記憶に残る資生堂CM」ってのは、
どの年代の受け手(それをウォッチする側)にもあるものです


字数の限りもありますので、10年刻みで辿ってみますとね


1980年代




私ら世代は、テストで「水金地火木土天海冥」と暗記し、そう答えたら〇が貰えましたが
今は順番変わって、このCMの通り「水金地火木土店冥海」が正解だという事で。


もうWTCは無いけどなぁ。。。

80年代メイクというのは、2010年の当世においても結構見れちゃう
(違和感が無い?)というのはちょっとした発見。


転じて80年代末期-90年代初頭




明らかにオカシイですが、当時はこれが流行だったんです。
ものの20年前ですよ?

こんなメイクの女性が街に溢れてたんです。
今となっては考えられないけど。。。 それがファッションの怖さでもありますのな


今井美樹はこの1本で大ブレイク。今の地位があるのもここからなのですが
この”凶暴なまでの眉毛”を今見たらやはり違和感、というものなのです。


「ナチュラルメイク」も考えものなのだなぁ、とは、当時から思ってはいたけれど




そして2000年代へ




一色紗英が最強だった時代があるのです。

この今井美樹(今では違和感アリ)と、一色紗英(今でも別に違和感無し)の間に
時代はどれだけ流れたのだろうかと。



バブル崩壊、阪神大震災。オウム地下鉄サリン。。。
そして後に「失われた10年」と言われる90年代後半


時の歩みというのは、時に残酷ですが。
的確に時を写す”化粧品”というカデゴリであるからこそ、


こうして語ることも出来るのかと。






これまでも、今も。この先も
「資生堂」は、美しくあってほしい。と思うのです。


日本男児の1人としてね



こんなCMを作る事ができる感性。

御恥ずかしながら、私はこれを見る都度
ものの1分半で毎度泣かされる資生堂CM。




「一瞬も、一生も、美しく」

このコピーが素晴らしすぎます。心が洗われます。




そうです。人間の生というものは美しくあるべきものなのです。

皆さん、そりゃいろいろあるでしょうけれど

世の女性の皆様。明日も健やかに。美しくあれ





美しい女性は、私は、好きです(笑