聞く所によると
昨今私の上司でもあり、部下でもあり、長い付き合いになった戦友でもあるオンナノコに
「失恋」が起こってしまった。




私も歳相応にその気持ちを抱えてきた身でもあり
失恋をもうすぐ迎える身。
(失恋するとわかってるという恋【→いわゆるひとつの”片思い”】は延長戦の最中?)


私はいい。失恋を受け止める力は人一倍だから。


でも今回の失恋は、私が惚れ惚れするような熱量を持った大恋愛だったからこそ
ちょっと心配なのだ。






〇昔々ね。私も
「5発入りの拳銃があったら、こいつに4発使って、残り1発で俺も逝く」
と考えるほどの大恋愛をしましたけど。


後にも先にもこんな事はないですし(いわゆる怒りの失恋)
価値観・存在の全否定。全てを踏み躙られた思いがしたのも確か

寄りかかっていた分だけ、相手に渡していた分だけ
その支えを失い地に身体を叩き付ける痛みは増加する


でもいつか傷はかさぶたになり、次へ走り出そうと心に決めるもの



傷を抱えてても。もう恋なんてヤダとか言いながらも
人は出会いを期待し、自分の価値観の受容を人に求め
そして恋は嘘のように始まる




この痛みは私だけしか知らない。こんなに痛いのに。と叫んでみても
それは、大恋愛をした人みんなが持っているもの


涙か枯れ始めたら少しだけ思い出して見てください


みんな痛みをしょっているんだよと


貴方はまだ若い。失恋の受け止め方の方法もまだ少ないだろう



けど、今回ひとつふたつをまた学ぶでしょう
それをまた、今後の人生に携えてゆきなされ


今は、泣きたいだけ泣きなさい

涙が枯れてから、顎を上げて前を見定めるようになってから
次の一歩が目の前に開けてる事に気づくでしょうよ。











「世情」とか「ファイト」を出そうとしたけど、今回の対象にはちょっと重いから
オーソドックスに「時代」かなぁ。。。


こんな時代もあったねと。語る時が来るのが人間の厚みってぇものよ
その痛みがあれば、今後、人をもっとより正確に見定める事ができる




松任谷由実を一通り聞いてた私が、色々話を聞いてて今回思い浮かべる曲は
...ちょっと古めの「Disteny」

曲は名曲なのに(←大変失礼)何でこんなものがあるんだ?という
ある意味ではR-18なPV。。。夜眠れなくなっても当方は一切責任を持ちません





いつも貴方の話の中心には彼の存在があったなー。と
「今日判った、虚しい事」って自分の悟りが有ったからこその判断なのだろうけど。



☆ユーミンが救われるのは、明るいポップな曲調で別離や痛みを歌う事。
だから人生のどんな局面においても出て来易くなるという、ある種諸刃の剣





鬼束ちひろは「流星群」かなと思ったけど。
”陽炎”もちょっと近かったなぁ。貴方は常にアグレッシヴだったから尚更と




一度壊れたヨリを戻せて、そこから事が動き出したのは
当時はそれ相応のお互いの熱量があってのこそ


貴方は若いながらも、純粋に、求めるものに精一杯に当たってったから。。。
それは私からも賞賛したし、ある種の憧れを持ったもの。

(オトナになるとどうも淡白になってイケネェや。もっと貪欲でよかったなと思い返す事もね)









〇聞きたくないかもしれませんが
ええ機会(?)なんで、私の失恋曲もちょこっとご紹介しとこう


【Coccoの「遺書。」】
今回の私の場合、この歌は相手も知っててね




「遺書。の様な旅だなぁ」と言ったら
「私止めたほうがいいのw?」と笑いあった歌


”過日のグアム旅行”のテーマ曲でもあった訳です。



今でも聞く。今後の生涯でもたぶん封印せず聞く
今の、現在進行形の思いはこの歌を聴いたら必ず思い出す



死ぬとか、去るとか、滅ぶとか。目の前からいなくなるだとか
私の恋愛観は相手によって時々パッシヴ(受け身)な部分が出てくるなと


こういう事はリアル世界では絶対にいえない
そういうキャラではないと通ってるんでね


36歳男子(w)が口にするにはあまりにも弱すぎる。
けど、心は繊細な部分だってあるんだ。



私はたぶん過去を封じるタイプの人間。
「男女間の友情は成立しない」と信じて生きてきた人間

でも、この関係は別れた後も続くよね。と「友情として」信頼しあってて(←思い込み?)
「男女間の友情は成立する...かも?」と言う実証が、別れた瞬間から始まる



その方も、さんざこの部分で悩んでいたけど
(そして過去私が思ってた通りの結果になってはしまったけど)


私は私でここから始めてみる。
人生何かを始めるに、遅いって事は何もない。













日本人の男も女も、共に。
昔ほど、失恋から死を選ぼうとはしなくなった

これは喜ばしい事だと思う


皆の個が強くなったと言う証なのかもしれないけど
それを選択しなくなった分、色々考えて「心の病」になってしまう割合も増えたのかと?


人間ってのは、結構意外に簡単に死ぬ時は死んでしまう。

(医療関係者サンほどではないけど、一般の方よりは少しはその現場に立ち会った)

丈夫には出来てはいない事を、実は知っている



けど、生きてりゃ人は何とでもなる。



次に向かえるんだから
生きたい道をまた選択できるんだから
そしてまた誰かに、美しい言葉で愛を伝える事ができるんだから




「最も愛してた」と思った人が、生涯の伴侶ではなかったとしても
 また次を探す旅の始まりなんだから。








※人には言わないけど、聞くとその人を・当時を思い出す「失恋曲」って
皆持ってるものでございますからな。



これはいつか一度カラオケで歌ってみたいものだけど

どんなに酔っていても、どんなに気心知れた連中とでも。
恥ずかしくて試す機会もないwww