新渡戸稲造「武士道」に出てた
世の男性の女性観を示す興味深い一節。


欧米の男性は人前で妻にキスをし、寝室で妻を叩く
日本の男性は人前で妻を叩き、寝室で妻にキスをする



私は日本人だな。と感じ入る瞬間でもある
人前でキスは出来ないし(数回だけあるけどw)、寝室で妻を叩く気はない





そんな中、昨日今日心を痛めるニュースである



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シンガー・ソングライターの鬼束ちひろ(29)が2010年8月に
知人男性から暴行を受け全治1か月の重傷を負った事件で
所属するナポレオンレコードは9月13日、鬼束の近況を公式ホームページで報告した。

それによると、鬼束のけがは「ほぼ治癒」しており
「元気に音楽活動に励んでおります」とのこと。
「今後とも鬼束ちひろへのご支援のほど宜しくお願い申し上げます」としている。

なお、「現在、報道されました事件につきましては警視庁の捜査段階にあり
本件に関するコメントは控えさせていただきます」と説明されている。
鬼束は今10年でデビュー10周年。4月にはベストアルバムを発売したが
その後ライブなど目立った活動はしていない。

-スポーツニッポン電子版2010.09.14

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当ブログは”男性の女性への暴力”にいちおう反対する



〇女性の男性への暴力は、表立っては言わないけど肯定する。
私はフェミニストではないけれど
それは単に殴られる男の側の悪さ、甲斐性のなさだ



殆どの場合において、男が女性を殴るというのは
言語力での理解が出来なくなった場合の「腕力での理解」の手段でもある醜い現実。



そうならない様にする普段からの意思の疎通と愛情の共有。
起きてしまった時の、その後の相互理解。


それが無い「叩く」という行動は、単なる暴力になる。


腕力ではなく、言動や「恐怖によって服従させる」という
お塩学みたいな鬼畜・クサレ外道もいるけどね




〇私も、実は2度3度あるのです
その逆も2度3度とね


だけど痛みとしては「叩いちゃった」事のほうが何倍にも痛いし
傷跡として今も残る



「重傷を負わせる」までに人を叩く、殴るという事。
殴られたほうの痛みはどれほどのものかを、殴るほうは得てして知らない場合が多い




もはや10年来の付き合いでもある”病み曲”
気心知れた人には私がカラオケで歌って空気をより重くしたりする(?)


月光の歌詞も、そう聴くとより重い




静寂から救い出された先が暴力では、何も救いは無いし
救いを求めたものからの暴力の痛みは、単なる暴力の数乗にもなる




鬼束自身が好きと公言し、一部では本家ユーミンを超えたとまで言われる名カヴァー
「守ってあげたい」とかね




鬼束ちひろという女性は
優しい人なんだろうな。



女性誰しも深層に持つこういう部分を道具にする男。
それは私の敵だけど


女性の側にも、それを授ける人を選ぶ「眼」を持って欲しいものだと

自分の領域に立ち入らせる相手が、鍵を渡す相手が
何かを授けてくれる存在か、或いは単なる覆面強盗か?


そうすれば、少しは、こういう悲しい事件は減るとも思う。






☆主は今週、旅へ出ます。

彼女の歌う「いい日旅立ち・西へ」をもipodに詰め
行く先は文字通り、西へ


あぁ、日本のどこかに♪
鬼束ちひろを救ってくれる存在がいればいいなと思いながら







>私はこういう「人様から見ると面倒臭そうな恋」とか「難しそうな人」ほど
恋が楽しめたりもします。

それは恋ではなくて、救いだとか。治療だとか、相手の心のリハビリなのかもしれないけど
それで誰かが救えるのなら、社会復帰?できるのならば、その時間は決して無ではない



それが未婚の原因だという事も判ってはいるんだけど、あえて大きい声では言わないw