おはようございます。
昨日、カトレア倶楽部のきもの教室のレッスン最終回。最終試験の日でした。
カトレア倶楽部のきもの教室で先生方が考え出してくれた「超初心者に優しい着物の着方」は、本当にすごかった、と今は実感しています。
特に帯の巻き方はもう絶賛もの。
いちど挫折した私とパートナーにとって、帯を自分で巻くのはとてつもなく難しいことのように思えていて、トラウマもありました・・・
しかし、今回、長襦袢から着物、帯に至るまで、とにかく、「初心者に優しい」が貫かれていて・・・
考案された手順は、不器用で、いちど挫折も経験した私たちでも、練習さえすれば光が見える、そういう手順だったんです。
そして、こんな私たちが、着物を自力で着られるようになりました。
とはいえ、着物はさすがに練習は必要です。
10月の前回のレッスンから1ヶ月間が空き、まったく着物に触っていなかった私とパートナー。
これはあかん!と先週日曜日に、復習動画を見ながら自主トレをすることにしました。
日曜日、朝の10時から気が付けば夕方の4時ごろまで練習に費やしましたが、正直、まだまだ自分で着られるような状態ではありません。。
復習動画を何度も見ながら何度もやり直しますが、なかなか思うように行かない。
とにかく手先が不器用なので、結ぶ、とかが特に苦手なのです。
でも帯は、帯締めや帯揚げを結ばないといけません。
これはもう今月のレッスンでの卒業は無理なのでは・・・?という思いが頭をよぎるほど、思うようにできませんでした。。
幸い私が次の月曜日からテレワークになったこともあり、通勤時間を節約できるようになったので、次の日から毎日仕事終わりに練習しようと決めました。
仕事を終えてパソコンの電源を切ると同時に、リビングに帯を広げてひたすら帯の練習です。
やはり、帯紐を結ぶの、帯揚げを絞めるのが特に難しく動画を何度見ても失敗しまくりました・・・。
それでも、毎日の練習は少しずつ実を結び、結び方のコツが少しずつ分かって来て、帯はなんとかいけるんじゃないか?の手ごたえを感じられるように。
とりあえずは金曜日の夜の時点で、一通り自分で着られるようにはなっていました。
自分で着られた!の喜びはもちろんありました。
が、着られたら切られたで、細かい出来栄えに不安が残る。
どうしても襟が詰まるとか、お端折りがきれいにならないとか、細かなところがまだまだです。
これはもう当日先生に教えてもらおうということで、レッスン当日の朝も2回くらい通して着てみてから、最終レッスンに挑みました。
最終レッスン・・・
浴衣の着方から数えるともう10回くらいになりますかね。でも今日で最後。
最初の頃は、自分で着たいけどやっぱり難しいのではないか?という思いも正直あったんですよね。
人に着せてもらった方がきれいなんじゃないか?って。
でもレッスンを受けて、一つずつできるようになって、練習をすることで私達でも少しずつできるようになっていって、自力で着物を着ることの光が見えるようになって、あとは出来栄えだけ、というところまで来られた。
最終レッスンの日は、出来栄えに関することをいろいろ教えてもらって、お端折りがどうしてきれいに処理できなかったのかもよくわかり、やっときれいにできるようになりました。
そして、最終試験、30分以内に自分で着ることができたので合格でした。
真冬なのに汗だくになりました・・・
尾嵜先生と。
このレッスンを受けて思ったのは、やはり着物を着る、というのは初心者にはなかなかハードルが高い。
いちど挫折を経験した私達が着られるようになった理由は2つあると思います。
まずは、カトレア倶楽部のきもの教室で、先生方がどんな初心者でも挫折しなくても済むように、という思いから考え出してくださった手順です。
これがあったから、自主練習さえ詰めば不器用な私達でも自分で着ることができるようになれたんだなあと思っています。
そしてあとはやっぱり、練習です。これなくして着物の着方は身につかない。
それでも、カトレア倶楽部のきもの教室では、復習動画が必ず用意されているので、家でそれを見ながら、少し時間が空いたとしても思い出すことができました。
そしてひたすら練習を繰り返せば何とかできるようになっていきました。
これは大きいです。
まあ、どんなに初心者に優しい手順でも、練習なくしてはマスターはできない、とは思いますけどね。
せっかく自分で着ることができるようになったので、今後も、メイクみたいに体が覚えてしまうくらいまで持って行きたいので、やっぱり仕事終わりの自主トレは続けようかなと思っています。
このご時世なので、着物でお出かけ、の機会はなかなか作れないんですが、近所のカフェに着物を着て行く日を作ろうとパートナーと計画中です。
カトレア倶楽部きもの教室でお世話になった先生方、本当にありがとうございました。
何年か越しに、着物を自分で着られるようになる、という一つの目標が叶った日。
こんな日が来たこの2020年という年は、忘れられないと思います。
本日もお読みいただきありがとうございました。