おはようございます。

 

ついに我が家でも「鬼滅の刃」を見る日々が・・・

 

私はともかく、普段アニメなんて「ミニオンズ」のようなアニメ以外ほぼ見ないパートナー。

 

まず和製アニメを見ている姿を見たことがありませんでした。

 

しかし、「鬼滅」の余りの話題と大ヒットぶりに、さすがに興味を持ったようで、ちょっと見てみたいと。

 

Amazon Primeで全話見ることができるので、試しに見てみることにしました。

 

実は私、何か月か前にこっそり一人で見ようとしたことがあります。

 

しかしその時は、「人食い鬼」の人食いの現場が生々しすぎてあまり話に入って行けず・・・二話の途中で脱落。

 

しかし今回パートナーが見てみたいというのでもう一度最初から一緒に見てみることにしました。

 

 

 

「鬼滅の刃」は、一体どうしてここまでのヒットになったのか?どうしてここまで多くの人の心をつかんだのか?


この話は主人公の竈門炭治郎が、山の中の家に弟妹と母と住んでいる山の中にある家から、町に仕事に行っている間に人食い鬼に家族を殺され、唯一生き残っていた妹の禰豆子は、鬼に体を噛まれたため自らも鬼に変貌していた・・・というところから始まります。

 

禰豆子を何とかして人間に戻したい、その思いだけで、鬼と対峙することで人間に戻る方法を鬼から聞き出せないか?と炭治郎は考えます。

 

そして、鬼殺隊という、人を鬼から守り鬼を退治して行く集団に加入を目指し、厳しい鍛錬を積み重ね、やがて鬼殺隊の一員となり・・・

 

という感じでストーリーは進んで行きます。

 

鬼殺隊という、鬼退治集団が出て来るのですが、まず炭治郎は、家族の仇討のためにそこに入ろうと思ったのではありません。

 

ただただ、禰豆子を人間に戻してやりたい、その一心です。

 

そして、4話まで見ただけでもたくさん鬼が登場しますが、ただただ、恐ろしく邪悪なだけという「悪者」の存在ではないんじゃないか?というシーンが出てきます。

 

鬼は人を食べるごとにどんどんパワーアップし巨悪化し、時に異形の姿になったりするのですが、そんな鬼にも悲しい過去があり・・・

 

かつては人間であり、幼い日々があり、愛すべき人がいた。

 

そういう鬼を退治した後も、心優しい炭治郎は、成仏を願い、今度生まれてくるときは鬼になんてならないように、と手を合わせます。

 

悪者たる鬼ですらそういう描き方がされているのです。

 

そしてこの作品、やたらセリフの数が多い。

 

それはなぜかというと、登場人物一人一人の心の中の思いがすべて語られるからです。

 

それは鬼であってもそうです。

 

どんなにクールに見える剣士であっても、心の内をすべて語ります。

 

こういうところを鑑みるに

 

作者が、登場人物に込める愛情・・・登場人物のみならず、この世のすべての存在に対して肯定し、そして愛おしく思う思いをこの作品で表現しているのではないか?と思いました。

 

どんな存在にも、そこに存在する意味があり、そして持っている思いがある。

 

それを大切に描いている、と私には思えました。

 

この作者さんは、この世に行きとし生ける物への愛情みたいなものをこの作品で表現したかったのかなと私には思えるのです。

 

 

ただただ悪いものを退治して正義は勝つ、というだけの物語ではない、と私は思います。

 

そして既に我が家ではハマりかけています。

 

毎日2話ずつ程見るのが楽しみになっています。

 

この先、どんな「鬼」が出て来て、また、どんな人物が登場し、どんな思いを語るのか?

 

しかしどんな登場人物が出て来たとしても、その存在には必ず意味があるんだろうな。


 

本日もお読みいただきありがとうございました。

 

 

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