おはようございます。

 

コロナやその他いろんなニュースで心がしょげがちになりますが、私としては、今できることを・・・という思いで、新しいことに少しずつ挑戦して行こうとしています。

 

その中で、私が自分自身で最も驚いている挑戦があります。

 

それは・・・数学の学び直し、です。

 

この私が、数学です。

 

「この私が」というのは、バリバリ文系の私が、という意味。

 

そして、数学と聞くと、もはやアレルギー反応が出そうなほど苦手意識を持っている私が、という意味です。

 

 

 

小学校の算数の頃、まだそんなに苦痛ではありませんでした。

 

中学校に入り、「数学」になって・・・それでも、まだ何とか大丈夫でした。

 

もちろん、大好きな社会や英語に比べると自分の中では優先順位の低い科目でしたが、それでも何とか理解できて中学は卒業できた。

 

しかし問題は高校に入ってから。

 

高校は進学校だったため、かなり授業は詰め込みでした。

 

ほとんど1、2年生の頃に3年間で学ぶことは終えて、3年生の授業はひたすら受験勉強のための内容。

 

なので特に数学なんかは3年生での授業ではひたすら問題集を解く、という感じです。

 

私も1年生の最初の頃はついていけていたのですが、しばらくしてだんだんついていけなくなり・・・そのうち諦めてしまうようになりました。

 

そして学校の定期試験でも、途中経過までの式を書いて部分点をもらうことでしか点数が取れなくなっていました。

 

つまり、問題を最後まで解くことができなくなっていたのです。

 

しかし諦めっぱなしでいることもできなかったんです。

 

なぜなら、大学の入試、共通一次(センター試験)では数学の試験もあったからです。

 

私の志望校の二次試験は数学のないだったので大丈夫でしたが、一次試験だけはどうしても数学の道を避けて通れない。

 

文系の科目は得意だったのでそちらでカバーできればと思いましたが、それでも数学の点数次第では足を引っ張る可能性は大いにありました。

 

何せ数学に関しては、半分以上の点数が取れるかどうか?という実力でしたので・・・

 

やっとの思いで入試を終え、志望校に入学でき、もうこれで数学とはおさらばできる、と思いました。

 

社会人になって、方程式やグラフや図形なんて、そういう専門の仕事をしない限り不要だろうし・・・

 

心底ほっとしたのを覚えています。あの忌々しい数学から解放されると思っていたからです。

 

しかし時が経って、私が就職したのはIT業界でした。

 

詳細は省きますが、バブル期の就活だったのになかなか内定がもらえず、仕方なしに受けた職種がシステムエンジニア。

 

そしてそれで何と内定をもらえてしまったから、この業界に入ったというわけです。

 

入ってから分かったんですが、この業界、数学の知識、少なくとも私が学生の頃ついていけなくて諦めた2進数や16進数の考え方は必要な世界。

 

これも必死の思いで、社会人になってから何とかマスター。

 

これと足し算引き算掛け算割り算さえできれば、もう数学はいらんはず!

 

はい、それ以外は学校で習うような数学の知識はなくてもやってこれました。

 

つまり、文系の私でも、IT業界を生きて行くことはできましたし、むしろこの業界、文系の人も少なくないんです。

 

 

 

ということで、忌々しい「数学」から遠ざかって30年近く。

 

数学の「す」の字も見るのが嫌だった私がなぜ今数学を学び直そうと思ったりしたのか?

 

それは、実はAIエンジニアのための勉強を始めたいと思ったから。

 

AIの世界は、プログラミングだけできればいい世界ではないことを知ったからです。

 

AIが行う「機械学習・データ分析」というのは、少なくとも線形代数、微分積分、統計という数学の知識が必須なんですね。

 

そんな世界ですので、チャレンジしたけどやっぱり無理だった、ってなるかもしれない。

 

でもそれでもやってみないとわからない。

 

私がシステムエンジニアとして30年もやってこられたように。

 

最初は1年か2年持てばいい方だと思っていましたから。文系の私がやって行ける世界ではないと思っていましたから。

 

AIの世界なんて数学音痴すぎる私には無理かも、と頭では思っていますがでも心ではチャレンジしてみたい、という気持ちがあるんですね。

 

やる前から諦める、というのはちょっともったいないような気がして。

 

とにかく、チャレンジだけはしてみたい、という気持ちが強くなり、新しく自己学習を始めたプログラミング言語も、AIプログラミングで多く使われているPythonという言語にしましたから。

 

というわけで、アレルギーと言ってもいいほど数学嫌いの私、そして数学には大の苦手意識があるのに、チャレンジしてみたいという思いが勝って、数学を学び直すことを決めました。


まずは中学の数学から・・・ということで、こんな本を読んでいます。

 

 

話は逸れますが、今、「文系のための」と冠がついている本、いっぱいありますね。

確かににそう書いてあると文系人間は安心できます。。。

 

そして今、二次方程式の辺りまで来ています。

 

ちょっとだけ、面白いです。

 

まだ中学レベルだから、かもしれませんが・・・

 

でも中学レベルの学び直しが終わったら高校レベルにもチャレンジしてみようと思っています。

 

しかしまさかこんな日が来るとは・・・50歳になって数学を学び直そうと思う日が来るなんて、夢にも思いませんでした。

 

途中でギブアップするかもしれませんが、やれるところまではチャレンジしてみようと思っています。

 

チャレンジはタダですから。

 

 

本日もお読みいただきありがとうございました。

 

 

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