エフ・クラージュ イメージコンサルタント川崎由美子です。

 

システム開発の仕事の行き帰り、通勤・帰宅ラッシュで街行く女性を見ていると、同じようなスタイルの人が多いなあとつくづく思います。

 

ある意味、「没個性」ともいうような光景に見えます。

 

 

 

こういう光景の背景にあるものを考えてみた時にいろいろネットでも調べてみたのですが、理由としては2つ考えられるのかなと。

 

一つは、特に今の若い人たちは、モノにお金をかけない。

 

例えば、洋服も、機能性とコスパがよければ服はそれでいい。

 

私は最後のバブル世代なので、私が若い頃の価値観はこの真逆でした。

 

モノはステータスの一つだった。

 

女子はブランド物をせっせと買うし、男子は社会人になるととにかく競うように車を買いました。

 

あの時代は物がよく売れた時代だったと思います。

 

でも今の時代、モノがあまり売れなくなっていると思います。

 

なぜなら、今の若い人にとってモノを所有することはステータスではなくなっているからです。

 

モノ消費からコト消費へと世の消費の価値観がシフトしているからです。

 

モノ消費というのはその字の通り、商品の所有に価値を見出す消費傾向ですが、コト消費というのは、所有に価値を置くのではなく、商品やサービスを購入したことで得られる体験に価値を見出す消費傾向のことです。

 

所有から体験へと価値の比重が変化している。

 

だから、モノを多く持つということに価値を見出さず最低限でいいというミニマリストというあり方すら出て来ている。

 

だから洋服に対してもそういう価値観で、機能性とコスパ重視でいい、ということですね。

 

 

 

というのが一つ目の理由で、もう一つが、少し前に出て来て言葉ファッションにおける「ノームコア」という考え方です。

 

ノームコアは、普通を意味する「normal」の頭を取った造語で、 “究極の普通”のこと。

 

究極の普通って何!?とちょっと混乱してしまいそうですが、トレンドを取り入れるのではなく、あえて普通のファッションを選んでいるということがポイントになります。

 

アップルの創始者スティーブ・ジョブズの格好がその典型でした。

 

彼はいつも黒のタートルにジーンズという格好でした。

 

ジョブズと言えば黒タートル、というのが彼の哲学だったんですね。

 

着るもので個性を表現しなくても、他の個性で表現すればいい、という考え方からあのコーディネートだったわけですが、そのノームコア・ファッションも一つの潮流となっているのです。

 

「個性的な服で自分に宿される個性なんて一時的なもの。

個性はもともとあるから、ファッションに求める必要はない。」

 

というのが、ノームコア・ファッションをしている人の考え方ですね。

 

 

 

「個性」というのは元々それぞれが持っているもの。

 

着るもので敢えて個性を表現しなくても他で表現することができる、というのは、確かに今の時代っぽいなあと思います。

 

 

そうなると、自分の個性とは?というところをとことん突き詰め、そしてそれにプライドを持てるくらいでないとその域には行けないと思います。

 

そういう意味でも、自分の個性、自分の強み、自分らしさ、とは何か?ということ、そういうものにとことん向き合える時代になってきたのではないかと私は思います。

 

 

本日もお読みいただきありがとうございました。

 

エフ・クラージュ

川崎 由美子

 

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