変わるって楽しい!をお伝えするエフ・クラージュ イメージコンサルタント川崎由美子です。

昨日は・・・久々に宝塚歌劇にドップリ浸かった日でございました。

と言っても、宝塚大劇場に観劇に行ったのではなく、

宝塚歌劇100周年ということで上演されている、

OGばかりのステージ、「セレブレーション100!宝塚」

という舞台を観に行ったのでした。


はっきり言って、チケットはかなりプラチナ級です。

何しろ、元トップスターたちが勢揃いする豪華なステージ。

ヅカファンなら垂涎ものの舞台です。

私は20代後半に、それはもうとんでもなく宝塚にはまりまして、

どえらい状況になっていた時期がございます(^^;)。

そのどえらさは・・・お金にすると、かなりな額に!

そしてテレビに映ったかもしれないほど、

通い詰め、そして追っかけ続けたという(笑)。

ちょうど私が当時のめり込んでいたトップスターも

その公演に出る!というのも大きかったですね。

いつぶりだろう・・・彼女の舞台を見るのは。

とにかく、宝塚を卒業したOGたちが、

当時の曲を歌い踊る・・・

考えただけでも、ワクワクしました。


しかしチケットが・・・

私も、この公演を知って、すぐにチケットをチェックしてみましたが、

とても手に入りそうにありませんでした。

期間も短いですしね。

が!なんと幸運なことに手に入ったのです。

意外なルートから。

私のマンションの管理会社が、阪急グループで、

たまに、宝塚系列、東宝系列の舞台のチケットの

優待をしてくれるんですね。

そこで、この公演も優待をしていて、申し込んだら

チケットを用意してもらえたのです。

しかも、自分で買うよりはかなりいい席でした。

オペラグラスが不要なほどの席でした。



昨日はほんと、仕事も手につかないほどソワソワ(笑)。

久々に観た舞台は、想像以上に私の心にあの頃の

ときめきを思い出させてくれました。

ちょうど私が宝塚に通いづめていた頃のスターさんが多く

曲もほとんど知っている曲ばかり。

ほとんど観た舞台からの曲だったからです。


懐かしい顔ぶれに懐かしい曲。

ああ、この曲も!

えっ、これ歌ってくれるの!

この曲聴くたびにいっつもジーンとしてた・・・

とか、もう本当にいろいろ思い出して、あの頃に

タイムスリップしたかのようでした。



宝塚は、私にとってある意味、現実逃避の手段でした。

本当の自分と向き合うことが怖かった私。

同性愛者かもしれない自分を受け容れることから

無意識に避けていたところに出会った、

格好の現実逃避の世界でした。

女性が女性のことを「素敵」「好き」と堂々と言えることが

居心地よかったというのもあります。

普通に生きていて、

こんな気持ちを持っちゃいけない

とずっと自分を押し殺して生きていた私には、

本当に夢のような世界でした。

そして、究極のエンターテイナーの世界。

本当に楽しくて、当時の私にとって生きがいだったと言えるでしょう。


昨日の舞台は、そんなことを思い出す暇もないくらい、

次から次へとスターさんが歌い踊ってくれて、

その世界にドップリでしたけども(笑)。


宝塚を卒業して何年も経っているとは思えない

オーラがみなさんにはありました。

男役とかってもうずっと染みつくものなんでしょうか。

もう普通に男役になってましたよ、みなさん。


観終った後、パートナーに弾丸トーク(笑)。

聞かれてもないのに勝手に解説。

宝塚は全く知らないパートナーですが、

エンターテイナーとして楽しめた、と言ってくれました。


いろんな思い出があった宝塚。

私の人生の一時代を占めた宝塚。

たくさんお金は使ったかもしれませんが(笑)、

あの現実逃避も、その当時の私には必要なことだった。

自分と向き合うことから逃げ続けはしましたが、

終わりのある現実逃避だったからです。

なんであそこまでハマったのか?

を考えた時に、本当の自分を認めざるを得なかったですしね。

だから、大きなきっかけだったと今は思うのです。


でも、宝塚にはまったおかげで、私は

舞台の楽しさ、演じるということ、プロ意識、

いろんなことを知りました。


ありがとう宝塚。

そして、これからも永遠に・・・。

今年は久しぶりに大劇場にも足を運ぼうと思っています。


はぁ、本当にいちファンに戻った夜。



観終った後劇場ロビーのポスターの前にて。

満たされた表情(笑)。

本当に素敵な時間でした♪


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本日もお読みいただきありがとうございました。

エフ・クラージュ イメージコンサルタント
川崎 由美子