■アメリカは富豪の国
全然関係ない話ですが、
マッカラン・・・・
確かに昔から良いお酒っていうイメージはあったんですが
一昔前は、もっと田舎の素朴な醸造所だったような気がする。
普段はスワンの馬鹿なもんで、焼酎が相棒なんですが
誕生日なんかには、家内がマッカランを出してくれる。
元々、バーボンとかの甘い酒より、
スモーキー辛党なので、唯一好きな洋酒です。
ウイスキーの「マッカラン」、1本130万円の限定品を販売
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-29341920071213
(ロイター)
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昔、家内がイギリスの田舎在住だったので、
何度か長休みに行っておりました。で
釣りとかにあきると足を伸ばして、スコットランドとかに遊びにいくのですが
地方空港からボンバルに乗って、マッカランの醸造所に見学に・・・
「マッカランを見るために日本から来た」とお世辞をいうと
醸造の職人さんが喜ぶ。
で当時国内で手に入りにくかったマッカランの25とかを、手土産でくれるわけです^^
そんな、素朴な醸造所も今では「シングルモルトのロールスロイス」らしい。
そういえば、サントリー輸入のシェリーベースのスタンダードも
貧乏人の私には普段酒には手の届かない存在になってしまったような気がします。
こういうところにも投機性の香りが漂って、なにやら淋しい。
でそのイギリスあたりもサブプライム余波とかで
不動産の金融商品の指標とされる銘柄などが
辛うじて当局政策で持ちこたえているんですが・・・
Mapeley
http://jp.advfn.com/p.php?pid=ukfinancials&symbol=LSE%3AMAY
(ADVFN)
マクロ視点と実態経済って乖離するものなんでしょうか。
で素人がえらそうに経済問題なんかを書くとだめなんですが
今日は昼間から客人と飲んでいるので勢いで。
既報のこちらあたりから
↓
サブプライム「逆張り」で4480億円の利益=米ゴールドマン・サックス
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2007121400507
(時事)
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でアメリカの経済の根本的な繰越景気というか
消費バブルの実態とかで、Nスペが報道して
「崩れゆくアメリカ」が喧伝されているわけですが
↓
個人破産-アメリカ経済がおかしい
基本的にミスリードではないかと。(数年前の報道だそうですが)
確かに人口比率で言うと我が国の20倍近い破産件数に
不動産破綻率10%なんていう数字を出されると
アメリカの凋落なんて思ってしまうのですが
見事な売り本尊のキャッチフレーズにしか思えません。
我が国バブル崩壊にしろ、サブプライム禍にしろ、
金融当局の急ブレーキ施策が、見事なフィナーレを演出しているようにしか
思えないわけです。
ヘッジファンド金融資産が半減し、
それにともなって匿名性の高いSWF残高が$10兆規模に拡大しています。
でよくよく考えると、英米とも、富裕層経済が国家経済を牽引する構図に変貌しているわけで
世論を形成するような実体経済というのは、グローバル経済視点では
無視される存在になりつつあるのです。
ではなぜ米国大統領は民間経済救済措置や減税施策の打ち出しをするのか?
というと、それは、低所得者も大富豪も選挙における一票は、同じだという
民主主義の原則に対応しているだけであって、
グローバリズムという経済視点で言うと、米国家経済の構成値は
なにも変わっていないともいえるわけで、そういう意味では、
米金融当局は、本当の意味で、経済施策を何もしなくてもいい・・・
ぐらいに判断しているかもしれない。
ファニーメイ・フレディマックといった住金融公社が保有資産の一部を毀損しても
通年損益では、どういう数字が出てくるかわからないし
貯蓄金融機関がデフォルトしても、実際の総資産構成値は変わっていないかもしれません。
で恐ろしいのは
↓
フロリダ教職員の給料遅配
http://www.nikkeihome.co.jp/gold/column/news/main.php4?id=020120071210500
(日経マネー)
こういった、金融資産変動期における、市井経済への悪影響というのが
実は、マクロ経済の中で簡単に吸収されて、「大きな問題」にならずに
時が過ぎ行くという部分でしょうか。
何が言いたいのかというと
資産の移動があっても、資産残高に変動がなければ
国家破綻とかといった話にはならない。
で格差社会といわれるものについてですが
実は、国家経済を牽引する富裕層資産とそれ以外の二極しかない。
それ以外というのはグローバル経済では無視される存在ということ。
だから、大手エリート社員が年収3000万円を貰っていて
契約社員が年収300万円だ・・・・というのは
グローバル経済の二極分化の世界では、意味を持たない格差論争なのです。
つまり、国家経済として、相手にするかどうか・・・なわけで、
そんな事いうと陰謀論的な話になりますが、
もちろん相手にしないからといって、見殺しにするというわけではない^^
ただ、経済施策においては、放っておいてもいい分類と
保護管理していく必要のある分類です。
なぜこんなシンプルな世界になるかというと、
グローバリズムにおいては、国家経済を管理統制しやすくなるからです。
かといって、国民実態経済を無視すれば、政治基盤はなくなります。
このあたりがサジ加減なのですが、
そんな超合理主義社会で必要なのは
最底辺に対する社会保障セーフネットです。
重度障害者が餓死するようでは、なにのための政治か・・というわけで、
マスコミなんかのミスリードには注意が必要です。
で話は変わりますが、
郵政民営化
への批判。
もちろん愚かな愚策なんですが、
何故か反戦・平和・九条遵守の面々が批判している。
私がそれらの人ならば、諸手を挙げて喜びます。
なんといっても、有事起債などの、戦費調達手段がなくなったんですから。
最近、埋蔵金論争が増しておりますが
それなんかも馬鹿げた話で、
国家に於いて、いくつもの起債原資を有しておくのは絶対原則なのです。
住宅ローン残債を減らすために、
全金融資産を繰り上げ返済に回すような刹那的発想は
非常に危険でありまして、
国家勘定に対する定点的発想はやめてくれ~と。
というわけで、今日は早いうちから酔っ払っています。
(残念ながら我が家の財政事情からマッカランではない^^)