の前に


東アジア黙示録さんが貼っておられる手錠五輪。


東アジア黙示録さん

http://dogma.at.webry.info/


いいなぁと思っていたのですが

Tシャツになっているそうです。


老兵の独り言さん

http://masa-n.at.webry.info/


が販売取次をされているそうで、紹介。


NO北京五輪


商品名
手錠北京五輪Tシャツ黒地に白ペイント(L)
手錠北京五輪Tシャツ白地に黒ペイント(L)

どちらも2,300円+送料

色違いのイメージ


NO北京五輪

だそうです。

販売スルーガンは


民主化を叫ぶ学生を虐殺し、チベット、ウイグルの民を虐殺し、平和的な団体である法輪功を迫
害、虐殺し、大地と海に猛毒を垂れ流し、空気まで汚染する。そして、汚染された食料その他を
平気で輸出し続ける、支那北京に五輪を開催する資格はない



五輪開催に対する疑問符の羅列は、書ききれないと思いますので

その思いは手錠五輪のデザインで御理解下さい。


で個人情報とかがありますので詳細は


老兵の独り言さん

http://masa-n.at.webry.info/


でお訊ねください。


メイドインチャイナではなく日本製です^^

収益金の一部は北京五輪ボイコット運動に寄付されるとのこと。


北京五輪もあれですが、

その後の上海万博ってどうなるんでしょう^^


で本題。


■小沢二大政党思想のケツフキ


脱力感と批判を浴びそうな「過去の清算」問題ですが

小泉さんの平壌「日朝共同宣言」の続きです。


「過去の清算」まず議論・日朝正常化作業部会始まる
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20070905AT3S0500D05092007.html

(日経)



【ウランバートル=堤和彦】日本と北朝鮮は5日午前、モンゴル・ウランバートルで第2回日朝国交正常化作業部会を開いた。3月にベトナム・ハノイで開いて以来、約半年ぶりの本格交渉となる。


 日本人拉致問題の実質的な進展に向け、北朝鮮がどこまで歩み寄るかが焦点だ。北朝鮮が求めている「過去の清算」を含む国交正常化問題についても議論する。


 作業部会は6日まで、モンゴル迎賓館で続ける予定だ。5日は過去の清算、6日には拉致問題を取り上げる。5日午前は約1時間半にわたって協議、午後に再開することを申し合わせ、いったん休会した。


 協議の冒頭、北朝鮮の宋日昊(ソン・イルホ)朝日国交正常化交渉担当大使は「美根慶樹・日朝国交正常化交渉担当大使と初めてお会いしうれしく思う。美根大使が重大な任に就いたことで、これからの成果を期待する」と表明。美根大使は「作業部会では拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算し、国交正常化を実現する基本方針の下、誠実に対応したい」と応じた。

日朝共同宣言

過去の清算・・・徹底的に批判されてしかるべき、小泉さんの北朝鮮政策

と言われているんですが、これもちと小泉さんは可哀そうなところもあります。


もちろん原則は、日韓条約によって、半島に対する過去の清算なんぞ

とっくに終わっているのですが

外交における(といっても日朝宣言は国家間取り決めではない)

以後の「共同宣言」は、一定の拘束を当事者間に与える原則があります。


小泉日朝平壌宣言
http://www.mofa.go.jp/mofaj/kaidan/s_koi/n_korea_02/sengen.html

(外務省)



2.日本側は、過去の植民地支配によって、朝鮮の人々に多大の損害と苦痛を与えたという歴史の事実を謙虚に受け止め、痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明した。


 双方は、日本側が朝鮮民主主義人民共和国側に対して、国交正常化の後、双方が適切と考える期間にわたり、無償資金協力、低金利の長期借款供与及び国際機関を通じた人道主義的支援等の経済協力を実施し、また、民間経済活動を支援する見地から国際協力銀行等による融資、信用供与等が実施されることが、この宣言の精神に合致するとの基本認識の下、国交正常化交渉において、経済協力の具体的な規模と内容を誠実に協議することとした。


 双方は、国交正常化を実現するにあたっては、1945年8月15日以前に生じた事由に基づく両国及びその国民のすべての財産及び請求権を相互に放棄するとの基本原則に従い、国交正常化交渉においてこれを具体的に協議することとした。
 双方は、在日朝鮮人の地位に関する問題及び文化財の問題については、国交正常化交渉において誠実に協議することとした。


恐ろしい内容である。

ところが、これが、一歩前進だというというのが、

そもそもの問題。

周知のことですが、

我が国の対北交渉混迷の元凶とも言われている

金丸訪朝団

が自民、社会・・引き連れ訪朝した際の

自、社、労(北鮮)による

「三党共同宣言」。


この時に


三党共同宣言


三党は、過去に日本が三十六年間朝鮮人民に与えた大きな不幸と災難、戦後四十五年間朝鮮人民がうけた損失について、朝鮮民主主義人民共和国に対し、公式的に謝罪を行い十分に償うべきであると認める


と盛り込んでしまった。

その後、与党訪朝団が修正のために平壌に行きますが

すでに遅し。


なんで朝鮮戦争のことや、不甲斐ない国家運営のシリフキまで

しなければならないんだ・・・という話なんですが

外交というのは、一度「聞いた」美味しい話は

忘れないし、宣言文書にもなってしまっています。


でここまでは周知でありますが

問題は、小沢一郎民主党首が金丸訪朝団のキーマンであったこと。


今では犬猿といわれますが、あの野中広努氏と

小沢さんは、金丸一家の領袖でした。


で訪朝時は、刎頚の関係であった両氏。

野中氏が吉田某という工作員を、対北交渉の案内役に侵入させ

小沢さんもまんまと籠絡されます。


巷では、「平壌宣言」の下地が北側から提案された時に

「急」だったために、対応不備もあって、迂闊に承諾した・・・

というような話になっているようですが

実は検討時間も、協議余裕もあったのです。


当然、売国訪朝団と言えども、それなりに、まともな人間もいます。

戦後の補償って、まずいだろ」

という意見がでます。


それを押さえて、共同宣言批准?に強引に持っていった有力者が

小沢さんです。


小沢さんも金丸後継者としての実績を作りたかったのでしょうが

共同宣言という表面上の金丸功績と引き換えに恐ろしい地雷を埋め込んだもんです。

親分のために、・・・売ったわけです。


まさか、現在のように、「拉致問題」が世間の認知するところとなり

闇のままに正常化するしかないはずの日朝関係交渉が

白日に晒されるなどと思っていなかったのでしょう。


過去の清算・・・


本来は、日韓条約で済んでいた話です。

それを亡霊のように蘇らせた責任は、小沢さん、重いです。


半島にしろ、中国にしろ、ロシアにしろ、

・・・どこの国にしろ


都合の悪い話は忘れても、都合の良い話は忘れません



で金丸さんと言えば、

自社混合の政界再編「二大政党制」構想の人。


小沢さんの政治方針のもとなのですが

今は、その通り、段取りが進んでいるようです。


政治理念とか、あんまり関係無いようです。