■ネットの可能性とか
コメントで貴重なご意見多々頂きましてありがとうございます。
マスコミの問題やネットの可能性・・・
難しいです。
テレビ局については、地上波デジタル関連で
多チャンネル化の功罪っていうのがありますが
ようは、「報道の自由」という大義名分で監督権が制限されていると言う
側面がありますので、
メディアが多様化、変化しようが、
背景の資本関係やメディア労組の影響力の中で
報道姿勢の変革が可能であるかどうか・・ではないかと。
そしてネットの可能性については
二階堂さんが非常にわかりやすくまとめておられます。
えっ?ネットだけで当選するってマジに思ってたの?
http://www.nikaidou.com/2007/07/post_379.html
(二階堂さん)
やっぱり大きなトラフィックを抱えている人は
実感で影響力を分析できるわけで
補足としてのネットの将来性が今後どうなって行くかに
その足がかりがあるんだと思います。
・・と弱小日記ブログの私が偉そうにいうのもなんですが。
ところで新風。
色々評価分かれていますが
私は単純に凄いなぁと思っております。
前回比とかそんなんで無しに
自民危機感において、かなり流れた部分もあるんではないかと。
その上で基礎票が出来ているわけです。
潜在的に、通常の状態の選挙であれば
9条ネットあたりの連帯は凌駕していたんではないかと。
確かに選挙戦略としてのアプローチや現実的な政策論議になると
色々な議論の余地はあるのだと思いますが
小さくとも基礎票としての強固さは感じます。
強固な基礎票と言う意味では、あの創価の実態基礎票まで
たったの30倍ではないですか^^
でネットの影響力の問題ですが
やはり、寝ころびながらでも深層心理に突き刺さる
視覚的メディア・・「テレビ」・・には対抗など出来ないわけで、
新聞もそのまま、選挙民層ですので選挙に対し非常に影響力がある。
それに対して、テキスト主体のWeb情報というのは
選挙だとかの情報戦略の主軸としては
あくまで補充的要素しか持たない・・という部分は確かでしょう。
ただ、言えるのは、ネガティブキャンペーンなどの
情報工作としては、非常に有効な部分もありまして
それらを有効に活用しようとするグループは
まことにネットの特性をうまく捉えているわけです。
政治について、積極的に選挙権を意識する層は
まずネットに触れる事が多いと思います。
例えば小沢一郎・安倍晋三と検索をかける・・
するとこんな関連検索になります。
↓
これがネガティブ要素の浸透と言うやつでして
検索システムに対するSEOという
上位表示や、検索頻度のコントロールです。
ここからネガティブな情報がリアル社会に伝播していく
流れも、かなりあるわけです。
これが所謂サヨク的な情報展開をするグループの
得意とするネットスキルでありまして
検索の窓口が広がれば
事実無根の中傷であれ、都市伝説の如く伝播するわけです。
きっこの日記http://www3.diary.ne.jp/user/338790/ さんも選挙前後になると
辺野古安倍殺人未遂事件とか、自民候補者選挙違反事件とか
思いっきり虚偽情報をばら撒くわけです。
それが巧みにWebに伝播する。
そしてリアル社会に漏れていくわけです。
対して保守陣営と言うのは、慎重に情報取捨選択し、
また詳細に正確な情報発信に固執することが多く、
情報戦略というより、情報発信に軸足があるので
プロパガンダ効力は弱いと言えば弱い。
ただこの蓄積と言うのが、今後重要な力となるんだなと思っています。
そこに狡猾な手口が加わると大きな可能性も・・・・
・・・
と書きなぐりの端折ったエントリーしか書けない私が言うと
まことに説得力のない話ですが、
たかがネット・されどネットということで。
■参院選関連あれこれ
結局、年金選挙の実態はこんなもんで
相原さんは
投票時間終了後に放送するならと言う条件でインタビューに答えたらしい。
↓
民主党・相原久美子議員(自治労幹部)が「年金問題」を語る
http://www.youtube.com/watch?v=S-X-gHkhUKc
ニコニコは
http://www.nicovideo.jp/watch/sm725917
一体年金選挙とは何だったのでしょう。
そして結局こんな世界に・・
↓
民主から参院議長選出へ、江田氏や輿石氏らの名が浮上
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/news/20070730i219.htm
(読売)
参院議長は民主から選出・を確認
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20070730-234734.html
(にっすぽ)
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元、山梨県教職員組合執行委員長 労働組合総連合会議長
さてどんな力量を見せてくださるか。