■(工作は別にして)世論を作るのはどんな力か


昔、日教組に「挨拶しない運動」というのがありました。

主任級以上の管理職が挨拶しても組合員は挨拶しないわけで、

これは明文化された日教組の戦法だったんですが

ようは権利希求組織と言うのは、子供じみた嫌がらせに辿り着くもんです。


で昨日のエントリー関連ですが

争点はどこでしょう

http://ameblo.jp/disclo/entry-10039728044.html


労働組合というのは、その対手が雇用者なわけで

連帯意識で簡単に手をつなぐわけです。


反面、御用組合に対する反感は凄まじい。


昔、国鉄時代には国労と動労そして御用の鉄労がありましたが

この鉄労は第二組合で、労使協調路線。


ストになっても電車が動いていたのは、

この鉄労が動かしていたわけです。

労使協調云々の前に当たり前のことをしただけです。)


で国労は何をしたか?


朝鮮総連ばりに、鉄労組合員の家へ、電話攻撃です。

それも連日連夜の罵倒・無言・脅迫。

そしてまず家族をフラフラにさせるわけです。


もちろん職場でも陰湿な攻撃。

一人ずつ吊るしあげて、解放同盟バリの糾弾です。


でこの陰湿な攻撃で鉄労組合員が30数名も自殺してしまった。


こんな大事件で、これこそ人権蹂躙事件であるのに

なぜか新聞は全く触れませんでした


何故か?


新聞労連は、国労と同じ総評傘下だったからです。


ジャーナリズムは正義でなかったの?

所詮、連帯の前には、正義などどうでもいいのか?


というような事件であったわけです。


さてその後、国鉄民営化論議に。

国労は忌労路線を継続。スト破りの鉄労はまたもや、

暴力や脅迫で攻撃されます。


国鉄民営化の論点は何か?

根本原因は、国労の過激な権利主張による、

運営効率の極端な低下。

つまり、権利主張を隠れ蓑にしたサボり体質であります。


新聞は国鉄民営化に関して、巧みに論点ずらしをしていました。


ん?


そうです。

社保庁解体・機構化の構図とそっくりですねぇ。


最初は有識者人選からしてぬるい改革だったのが


社会保険庁の在り方に関する有識者会議の開催について

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/syahotyou/konkyo.html


社保庁解体、非公務員機構への全面改革となったのは

厚生大臣主宰となったあとも、内閣官房主導で首を突っ込んだ

安倍さんの執念。


だから、年金問題は、自分の功績こそなれ

批判対象になるなんか思っていなかったんでしょうねぇ。


だから、後手後手のメディア対応もなんとなくわかる。


総評、

新聞労連・民放労連・日放労

マスコミ文化情報労組会議


マスコミ労組・・・・・

国鉄時代と、あんまり背景変わっていません。


ひょっとすると、社保庁内で

一人や二人、改革協調で自殺しているかもしれませんね。


ところでメディアコントロールと言うと

電通とか色々あるんでしょうが

情報工作は別にして

一斉の同質報道って言うのは

労組絡みっていうのはあります。


ちなみに、批判報道なんかせんでいいのです。

しらけ報道」っていうのがありまして

あとは勝手に追随してくれる。


ああ、トレンドに逆らって、またしても安倍さんの事かいてしまった・・・・


で小沢さんは助かりました。

民主党割れずにすんだもんね。


本来は、憲法改正選挙だったはず。


そうなりゃ、民主再編で解党の危機。

10年前でこんな世界でしたから



憲法意識


ちなみに小沢さんの議員辞職宣言。


不退転の決意でも何でもありゃせんでしょう。

「やめたい」


自民利権構造の中枢にいたんですから

何をやっても無理。


事務所経費問題も

経理処理の問題にすげ変わっていなければ

捜査対象になってしまうところでした。


労組連帯を母体にしておいてよかったよかったです。


で肉体的にも限界です。


以上、単なる論評でした。