■経済界は媚中なくして生きられない?


18年度対中国貿易総額、戦後初めて対米抜く

http://www.sankei.co.jp/keizai/kseisaku/070425/ksk070425003.htm

(産経)



財務省が25日発表した平成18年度の貿易統計速報(通関ベース)によると、対中国の貿易総額が香港を含まないベースで対米国を戦後初めて上回り、中国が最大の貿易相手国となった。財務省は「原材料を日本から中国に輸出し、製造、組立をして輸入することが定着してきている」とみている。


単純にみると中国が日本の製造工場になっているのですが

実際の中国をハブとした日本の国際収支というのは莫大なものになっています。


で企業の業績には反映されるのですが

現地法人での利益はそのまま海外への再投資となって

内需に貢献しないっていうのは皮肉な状態です。


ましてや会計上の金融資産の対価が

デフレと技術・ノウハウの流出というのも長期的にみてどうなのでしょう。


まぁここまで対中依存度が高まると、国益とはなんぞや・・・・となるのですが

対価として何を失っているのかをみると、もう少し経済界も考えてほしいものです。


巨大市場という空手形に振りまわされると足元すくわれるような気がします。


ところで経済界の対中依存が拡大するにつれ、国内の

シナロビー戦略は見事に自己増殖していくわけで

それらは政治的思惑だけでなく、イデオロギーや国家理念まで

侵食していくのですから恐ろしい。


■京都に見るシナ影響力の浸透モデル


立石オムロン会長、京商会頭に就任へ

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007042400207&genre=B3&area=K10

(京都)


まぁ関西経済界でみれば順当なのかもしれませんが

立石氏といえば媚中の財界にあって、その典型ともいえます。

ご本人は自覚はないでしょうが

その無自覚に中国のロビー活動に利用されるっていうのが問題。


オムロンTOPは創業者以来三代にわたり

例の日本国際貿易促進協会京都総局の会長をされています。


この日貿促というのは国際貿易というのは名ばかりで

まさに対中のためだけの組織で

協会自体がシナロビー組織となっています。

って実際中国に飴と鞭で踊らされているのだから仕方がない。


なんといっても会長が故橋本竜太郎氏→河野洋平氏と続いており

上記立石氏が在籍していた京都総局は

別名、周恩来総理記念詩碑建立委員会っていうぐらいだから

わかりやすい。


というよりHPに書いてあります。


日本国際貿易促進協会京都総局

http://www.japitkyoto.jp/


で本部の主要役員は↓

国際貿促の主要役員

http://www.japit.or.jp/info/9_3.html


この協会は温家宝来日時にも大活躍しているのは

前述のとおり。

温家宝の残したもの

http://ameblo.jp/disclo/entry-10030715322.html



日貿促

このオムロンさんも対中関係では御苦労なさったようで


日中友好を踏みにじる、オムロン(株)の「教育基金」

http://www.rondan.co.jp/html/news/omron/index.html

(論壇さん)


まぁ論壇さんは日中友好なんで一部誤解もありますが。

(記事中のお二人は親子じゃなくて兄弟・・とか)


結局満額基金は行使されたようです。


中国日本協会

http://www.cjcci.biz/public_html/topics/060308_b3.htm



中国オムロン


いまでは中国の社員が1万人以上だそうで全社員の1/3は中国人。

そりゃ日中友好万歳となります。


ところでオムロンさんといえば立命館。

この会長はたしか同志社出だったと思うのですが

なぜかオムロンは立命館の財界最大スポンサーになりつつあります。


立命館については、その媚中体質については


温家宝と立命館とか

http://ameblo.jp/disclo/entry-10030775929.html


や「国際平和ミュージアム」あたりで検索してみてください。


オムロンと立命館といえば今や

産学コンソーシアムのお手本になっております。

http://www.kyoto30.com/johobox/0401_4.html


でこの立命館ですがまた面白いことを展開。


チェン監督立命館大 客員教授就任

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007042500178&genre=G1&area=K1A

(京都)



「黄色い大地」「始皇帝暗殺」などの作品で世界的に知られる中国人映画監督チェン・カイコー氏(54)が、今春開設の立命館大映像学部の客員教授に就任したのに合わせて来日し、25日、京都市北区の同大学で記者会見した。チェン監督は「学生とは先生と生徒の関係ではなく、直接ふれあって活発に議論したい」と抱負を語った。


陳凱歌 (チェンカイコー)監督といえば

新世代の映像美とかで世界的な知名度があります。

で中共に対するエスプリもちりばめて

シナプロパガンダとは対極にあるように誤解されている監督です。


中共もすでに前時代的なプロパガンダなんか展開してません。


自由な国を連想させる新世代芸術なんかの映画制作を

どんどん推進しているわけで

張藝謀のようなバリバリのプロパガンダ監督とは違い、

さりげなくプロパガンダ性をちりばめる天才といえます。


次回作は

梅蘭芳

っていうんですから

どんなにさりげなくやろうが反日映画になる・・・

それをそうと見えないようにつくるのが陳凱歌の手腕というわけで

過去の作品を冷静にみるとその巧みな構成に気付かされます。



もうすでに

中共が積極的に工作活動しなくても

一声で動いてくれる国内組織が出来上がっているんで

何やらあやしい流れが生まれそうです。