今日は結婚に関わる話です。

エルサレム入城以来、イエスのもとに多くの人たちが集まってきました。
その中には悪意のある者たちもいました。

「それから、ファリサイ派の人々は出て行って、どのようにしてイエスの言葉じりを
 とらえて、罠にかけようかと相談した。そして、その弟子たちをヘロデ派の人々と
 一緒にイエスのところに遣わして尋ねさせた。・・・」
                           (マタイによる福音書22:15-16)

ファリサイ派とヘロデ派の陰謀を知恵によって撃退したのもつかの間、
イエスのもとに今度はサドカイ派がやってきます。
いやはや、いろいろな派閥があるものです。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
その同じ日、復活はないと言っているサドカイ派の人々が、イエスに近寄って来て尋ねた。

「先生、モーセは言っています。
 『ある人が子がなくて死んだ場合、その弟は兄嫁と結婚して、兄の跡継ぎをもうけねばならない』と。

 さて、わたしたちのところに、七人の兄弟がいました。
 長男は妻を迎えましたが死に、跡継ぎがなかったので、その妻を弟に残しました。
 次男も三男も、ついに七人とも同じようになりました。
 最後にその女も死にました。
 すると復活の時、その女は七人のうちのだれの妻になるのでしょうか。
 皆その女を妻にしたのです。」

イエスはお答えになった。
「あなたたちは聖書も神の力も知らないから、思い違いをしている。
 復活の時には、めとることも嫁ぐこともなく、天使のようになるのだ。
 死者の復活については、神があなたたちに言われた言葉を読んだことがないのか。
 『わたしはアブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神である』とあるではないか。
 神は死んだ者の神ではなく、生きている者の神なのだ。」

群衆はこれを聞いて、イエスの教えに驚いた。

  マタイによる福音書22:23-33
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


サドカイ派は、死者の復活などないと主張する一派でした。
(ちなみにファリサイ派は復活を信じていたようです。)

サドカイ派の人たちは、実際にはありえないような事例を持ち出してイエスに質問しました。

跡継ぎができる前に夫が死去、律法に従い夫の弟と結婚したものの、
同じようなことが次々と起こり、とうとう七人兄弟全員の未亡人になってしまったという女性は、
復活後、いったい誰の妻になるのか?

というのがサドカイ派の質問でした。

何か彼らがへりくつを言っているような印象を受けてしまうのは気のせいでしょうか。


イエスの答えは彼らの矮小な発想を大きく超越していました。

「あなたたちは聖書も神の力も知らないから、思い違いをしている」

「復活の時には、めとることも嫁ぐこともなく、天使のようになるのだ」


なんと復活後の世界では人は天使のようになり、結婚することはないというのです。

ということは、結婚生活はこの世で生きている間だけの特権ということになります。


「あなたの水の源は祝福されよ。
 若いときからの妻に喜びを抱け。」
               (箴言5:18)

「太陽の下、与えられた空しい人生の日々 
 愛する妻と共に楽しく生きるがよい。
 それが、太陽の下で労苦するあなたへの 
 人生と労苦の報いなのだ。」
               (コヘレトの言葉9:9)


皆さんは結婚を楽しんでいますか?