歴史上、最も偉大な人物といったら誰を思い浮かべますか?
イエスはこう言いました。
「はっきり言っておく。およそ女から生まれた者のうち、洗礼者ヨハネより偉大な者は現れなかった。」
(マタイによる福音書11:11)
洗礼者ヨハネは、イエスが公に現れる前に道を整えた人です。
イエスにバプテスマ(洗礼)を授けたのも彼です。
当時、一大ブームを巻き起こしていたイエスの噂が、ある「お父さん」の耳に届きます。
実は、その「お父さん」によって、洗礼者ヨハネは大変な災難を被っていました。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
そのころ、領主ヘロデはイエスの評判を聞き、家来たちにこう言った。
「あれは洗礼者ヨハネだ。死者の中から生き返ったのだ。
だから、奇跡を行う力が彼に働いている。」
実はヘロデは、自分の兄弟フィリポの妻ヘロディアのことで
ヨハネを捕らえて縛り、牢に入れていた。
ヨハネが、「あの女と結婚することは律法で許されていない」とヘロデに言ったからである。
ヘロデはヨハネを殺そうと思っていたが、民衆を恐れた。
人々がヨハネを預言者と思っていたからである。
ところが、ヘロデの誕生日にヘロディアの娘が、皆の前で踊りをおどり、
ヘロデを喜ばせた。
それで彼は娘に、「願うものは何でもやろう」と誓って約束した。
すると、娘は母親に唆されて、
「洗礼者ヨハネの首を盆に載せて、この場でください」と言った。
王は心を痛めたが、誓ったことではあるし、また客の手前、それを与えるように命じ、
人を遣わして、牢の中でヨハネの首をはねさせた。
その首は盆に載せて運ばれ、少女に渡り、少女はそれを母親に持って行った。
それから、ヨハネの弟子たちが来て、遺体を引き取って葬り、
イエスのところに行って報告した。
マタイによる福音書14:1‐12
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ヘロデはイエスの評判を聞くと、すぐに洗礼者ヨハネを連想しました。
そして思わず、「ヨハネが生き返った」と口走りました。
ヘロデの心の片隅で、洗礼者ヨハネの存在が亡霊のように良心をさいなんでいたものと思われます。
かつて、洗礼者ヨハネはヘロデが兄の妻を娶ったことを公然と非難しました。
怒ったヘロデは権力を使ってヨハネを逮捕し、牢屋に監禁します。
そこまで反応したのは、自らやましさを感じていたからかもしれません。
しかし、ヘロデは、群衆からの評判の悪化を恐れて、ヨハネを殺せずにいました。
誕生日、宴席で上手に踊りをおどった妻の娘に、
ヘロデは上機嫌で「願うものは何でもやろう」と大盤振る舞いの約束をします。
母親に相談したうえで娘の出したリクエストは、盆に載せた洗礼者ヨハネの首でした。
ヘロデは「心を痛め」ます。
ヨハネ殺害を躊躇させる何かが彼の心の中に生じていました。
しかし、ヘロデはまたも自分の体面を気にかけます。
大勢の客人の前でした。前言を翻すことで恥をかきたくなかったのでしょう。
彼は自分の良心に反して洗礼者ヨハネの打ち首を家来に命じます。
洗礼者ヨハネはその日、地上での生涯に幕を閉じました。
他人の目を気にし、妻や娘の言いなりになっている優柔不断な父親の姿をここに見ます。
彼の保身によって、正しい人の血が流されました。
「人々を恐れてはならない。覆われているもので現されないものはなく、
隠されているもので知られずに済むものはないからである。」
(マタイによる福音書10:26)
一家の大黒柱として、人の目よりも神の目に喜ばれる者でありたいものです。
イエスはこう言いました。
「はっきり言っておく。およそ女から生まれた者のうち、洗礼者ヨハネより偉大な者は現れなかった。」
(マタイによる福音書11:11)
洗礼者ヨハネは、イエスが公に現れる前に道を整えた人です。
イエスにバプテスマ(洗礼)を授けたのも彼です。
当時、一大ブームを巻き起こしていたイエスの噂が、ある「お父さん」の耳に届きます。
実は、その「お父さん」によって、洗礼者ヨハネは大変な災難を被っていました。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
そのころ、領主ヘロデはイエスの評判を聞き、家来たちにこう言った。
「あれは洗礼者ヨハネだ。死者の中から生き返ったのだ。
だから、奇跡を行う力が彼に働いている。」
実はヘロデは、自分の兄弟フィリポの妻ヘロディアのことで
ヨハネを捕らえて縛り、牢に入れていた。
ヨハネが、「あの女と結婚することは律法で許されていない」とヘロデに言ったからである。
ヘロデはヨハネを殺そうと思っていたが、民衆を恐れた。
人々がヨハネを預言者と思っていたからである。
ところが、ヘロデの誕生日にヘロディアの娘が、皆の前で踊りをおどり、
ヘロデを喜ばせた。
それで彼は娘に、「願うものは何でもやろう」と誓って約束した。
すると、娘は母親に唆されて、
「洗礼者ヨハネの首を盆に載せて、この場でください」と言った。
王は心を痛めたが、誓ったことではあるし、また客の手前、それを与えるように命じ、
人を遣わして、牢の中でヨハネの首をはねさせた。
その首は盆に載せて運ばれ、少女に渡り、少女はそれを母親に持って行った。
それから、ヨハネの弟子たちが来て、遺体を引き取って葬り、
イエスのところに行って報告した。
マタイによる福音書14:1‐12
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ヘロデはイエスの評判を聞くと、すぐに洗礼者ヨハネを連想しました。
そして思わず、「ヨハネが生き返った」と口走りました。
ヘロデの心の片隅で、洗礼者ヨハネの存在が亡霊のように良心をさいなんでいたものと思われます。
かつて、洗礼者ヨハネはヘロデが兄の妻を娶ったことを公然と非難しました。
怒ったヘロデは権力を使ってヨハネを逮捕し、牢屋に監禁します。
そこまで反応したのは、自らやましさを感じていたからかもしれません。
しかし、ヘロデは、群衆からの評判の悪化を恐れて、ヨハネを殺せずにいました。
誕生日、宴席で上手に踊りをおどった妻の娘に、
ヘロデは上機嫌で「願うものは何でもやろう」と大盤振る舞いの約束をします。
母親に相談したうえで娘の出したリクエストは、盆に載せた洗礼者ヨハネの首でした。
ヘロデは「心を痛め」ます。
ヨハネ殺害を躊躇させる何かが彼の心の中に生じていました。
しかし、ヘロデはまたも自分の体面を気にかけます。
大勢の客人の前でした。前言を翻すことで恥をかきたくなかったのでしょう。
彼は自分の良心に反して洗礼者ヨハネの打ち首を家来に命じます。
洗礼者ヨハネはその日、地上での生涯に幕を閉じました。
他人の目を気にし、妻や娘の言いなりになっている優柔不断な父親の姿をここに見ます。
彼の保身によって、正しい人の血が流されました。
「人々を恐れてはならない。覆われているもので現されないものはなく、
隠されているもので知られずに済むものはないからである。」
(マタイによる福音書10:26)
一家の大黒柱として、人の目よりも神の目に喜ばれる者でありたいものです。