暮れも押し迫ってきました。
年末の大掃除に忙しい方もおられることでしょう。

ちょっと一息ついて、今日もイエスの言葉に耳を傾けてみましょう。
イエスは山の上で、そこに集まった人々に語っています。


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「あなたがたも聞いているとおり、『姦淫するな』と命じられている。

 しかし、わたしは言っておく。
 みだらな思いで他人の妻を見る者はだれでも、既に心の中でその女を犯したのである。

 もし、右の目があなたをつまずかせるなら、えぐり出して捨ててしまいなさい。
 体の一部がなくなっても、全身が地獄に投げ込まれない方がましである。

 もし、右の手があなたをつまずかせるなら、切り取って捨ててしまいなさい。
 体の一部がなくなっても、全身が地獄に落ちない方がましである。」

  マタイによる福音書5:27-30
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イエスは律法を廃止するためではなく、完成するために来ました。

モーセの十戒の一つは「姦淫するな」です。
それはおそらく、そこに集まった人々には周知の事実であったことでしょう。

イエスは、その戒めを完成させるため、こう諭しました。

「みだらな思いで他人の妻を見る者はだれでも、既に心の中でその女を犯したのである。」


罪は、まず心の中で生じます。
「姦淫」という行為の原因は、心に生じた「みだらな思い」なのです。

ですから、みだらな思いで他人の妻を見た段階で、姦淫をしたのと同じというわけです。


世の中のおぞましい事件の発端は、心の中の罪です。
忌まわしい結果は、元から断たなきゃダメ、なのです。


イエスはこの点、妥協がありません。

「もし、右の目があなたをつまずかせるなら、えぐり出して捨ててしまいなさい。」
「もし、右の手があなたをつまずかせるなら、切り取って捨ててしまいなさい。」


「全身が地獄に落ちない方がまし」だからです。

イエスは人々を愛するがゆえ、厳格なアドバイスをしました。


今日、皆さんの心の中には何がありますか?

年末の大掃除が必要なのは家の中だけではないかもしれません。
いらないものは思い切って捨ててしまいましょう。


心身ともにスッキリして新年を迎えたいものです。