羊飼いとしての生活も40年になりました。
ある日、羊を追っていたモーセは、燃える柴に遭遇します。
近づくと燃え盛る柴から神の声が発せられます。
「今、行きなさい。わたしはあなたをファラオのもとに遣わす。
わが民イスラエルの人々をエジプトから連れ出すのだ」。
人生をかけて取り組むべき使命がモーセに与えられました。

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モーセがしゅうとのエトロのもとに帰って、
「エジプトにいる親族のもとへ帰らせてください。まだ元気でいるかどうか見届けたいのです」
と言うと、エトロは言った。
「無事で行きなさい。」
主はミディアンでモーセに言われた。
「さあ、エジプトに帰るがよい、あなたの命をねらっていた者は皆、死んでしまった。」
モーセは、妻子をろばに乗せ、手には神の杖を携えて、エジプトの国を指して帰って行った。
主はモーセに言われた。
「エジプトに帰ったら、わたしがあなたの手に授けたすべての奇跡を、心してファラオの前で行うがよい。
 しかし、わたしが彼の心をかたくなにするので、王は民を去らせないであろう。
 あなたはファラオに言うがよい。主はこう言われた。
 『イスラエルはわたしの子、わたしの長子である。
  わたしの子を去らせてわたしに仕えさせよと命じたのに、お前はそれを断った。
  それゆえ、わたしはお前の子、お前の長子を殺すであろう』と。」
途中、ある所に泊まったとき、主はモーセと出会い、彼を殺そうとされた。
ツィポラは、とっさに石刀を手にして息子の包皮を切り取り、それをモーセの両足に付け、
「わたしにとって、あなたは血の花婿です」
と叫んだので、主は彼を放された。
彼女は、そのとき、割礼のゆえに「血の花婿」と言ったのである。
  出エジプト記4:18-26
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しゅうとのエトロの許可を得て、モーセはエジプトに向かいました。
妻のツィポラと息子のゲルショムも一緒でした。

モーセは単身赴任を望まなかったようです。

旅の途中、主はモーセを殺そうとされました。
モーセは試されたのかもしれません。

奥さんの機転によって、モーセは一命を取りとめます。

ツィポラは、とっさに息子の包皮を石刀で切り取ります。そして、それをモーセに張り付けました。
流血にもひるまず果敢に行動したツィポラはモーセに向かって叫びます。
「わたしにとって、あなたは血の花婿です」。

壮絶なシーンです。

奥さんのおかげで、モーセは無事エジプトに赴き、使命遂行に取り組むことになります。


皆さんのライフワークのためにも、奥さんのとっさの機転が助けになることがあるかもしれませんね。