静かの夜

かすかに低い気温

肌に忍び込んでは

僕の体温を奪う



呼吸は限りなく浅く

目蓋を力無く閉じる

あなたのいない夜が

時々どうしようもなくつらくさせる



僕だけが一人

湿度をあげてゆく

夜の褥と降る星に

永遠の孤独を得て眠るのか



かすかでも

まだ息はしている

冷えた褥で

あなたの不在を噛み締めている