本日はひと仕事終えて、暑い空気の中、あえてお外のテラス席でランチを待っているところ。



車のエアコンが効いてたから、木陰のテラス席の暑さが気持ちいい。



ひと仕事ってなにしたかっつーと。。。


先日、義両親とパンケーキ食べに行った時に、夫が義母の白髪が気になると言い、義母を美容院に連れて行って欲しいと頼まれたのだ。


義両親もよく気が変わるから本当に行くのか心配だったけど、本日無事に行ってきました。


昔は義母はお金を自分で管理してたけど、今はボケてるので財布はカラだ。義父は小銭はお金だと思っていないので、小銭だけはバッグの底とかポケットとか、あちこちに隠し持っている。(そして忘れている)どうしても持ちたがるバッグにはいつもはハンドタオルくらいしか入っていない。


今日は義父は着いてこないので義母のお財布に1万円入れてくれた。

義母は何度もお金を確認していた。


移動の車中で義母と話したが、何度も同じ会話を繰り返す。わたしの名前は覚えてるし、親しく話してくれるけど、時折誰の嫁かわからなくなるようだった。

この間会ったウチの子どもたちのことも全く覚えておらず、今度会わせてくれ、きっとおばあちゃんだとわからないはずなんて言う。

そしてしきりに女の子をひとり産まないかと言う笑い泣き


美容院では、最初は戸惑っているようだったが、わたしがいつも行く美容院で、美容師さんたちも気さくなのですぐに慣れた。

美容院でも同じ話を繰り返していたが、事前に事情は伝えておいたので美容師さんたちも合わせてくれた。


終始ご機嫌な義母。


シャンプーの時はついつい気持ちよくて寝てしまい、頭と肩のマッサージのサービスに感激していた。


入院中に適当に切られた髪も整えられ、ツヤツヤのブラウンに染まった。


わたし「お義母さん、髪の毛ツヤツヤ。若返ったね。

お義父さん驚くわ」


義母「そうかえデレデレ



。。。。。ニヤリ


うれしそうに。


この美容院、アットホームでサービスがいいのに料金は安い。義母がお金を出そうとしたが、いつもお世話になっているのでわたしが払っておいた。


義母は会計のことはすぐに忘れて「金払ったかな?」と言うので、「払わなきゃお店を出てこれないから心配しないで」と答えると安心していた。



朝イチの予約だったので11時頃には家に送り届けた。

義父がいなかったので夫に電話で帰宅した旨伝えておいた。

(義母は自宅でお留守番はできる)


わたし「お義母さん、綺麗に仕上がってるよ」


夫「帰りに見に行こうかな」


夫、うれしそうデレデレ


わたし「お義母さん、帰りに太(夫の仮名)がお義母さん見に来るってよ」


義母「そうかデレデレ


まんざらでもなさそうだなデレデレ


義母はポケットをまさぐり、「これやる」とわたしに100円玉をひと握りくれた。

「子どもたちにやってくれ」


おけニコニコ



見た目が変わると少し気力が湧くみたいだ。

いいことした。うん。