昨日。。。真顔




仕事を終えて帰宅すると、珍しく夫がまだ帰っていなかった。



三男が小さな紙切れをわたしに差し出して来た。


三男「親切なお兄ちゃんがおウチに来て風船くれた。

コレはママに見せてねってお手紙もらった」



。。。。。真顔



子ども向けの英会話教室の広告だった。



わたし「おウチに来たの?」


次男「ピンポン鳴ったからドア開けたらお兄ちゃんがいて風船くれた」


わたし「パパとママがいない時はピンポン鳴ってもドア開けちゃダメだって言ってたでしょ」


三男「学校でお友だちに聞いてたもん。風船くれるお兄ちゃんが家に来たって。風船くれたからいいお兄ちゃんだよ


いやいや、お菓子あげるから車に乗りなってパターンと同じだぞ滝汗



そんなこんなしてたら家のドアチャイムが鳴った。

ドアを開けると満面の笑みで風船を持った若い男が立っていた。


「こんにちはー、おかあさーん」


。。。。。真顔出たな

わたしの車がカーポートにあるのを確認して戻って来たわね。。。


ゆずの北川悠仁みたいな笑顔だ。


男「お子さんたちにお話ききましたー?すごーくいい子たちですねー、ここではナンですから玄関入れてもらっていいですかぁ〜」


久々にグイグイくるヤツだ。

金属の買取の外国人と外壁塗装のオジサンよりグイグイくるね滝汗


近くの英会話教室と言うから少し興味を持ったが、車で20分くらいの場所。。。

近く。。。ではないな。。。


タブレットで教室の様子を見せながらペラペラしゃべる男。


わたしは帰宅したばかりで、だんだんイライラしてきた。


男「お母さんはお仕事されてるんですねー。本当おつかれさまでーす。

そうですよね、お仕事されてると送迎に困りますよね。

今なら500円でご自宅で体験レッスンができるんです!」


体験レッスンは自宅かもしれんが、その後は教室に通うんだろ真顔

なにも問題解決してないぞ。

夫もわたしも仕事してるから放課後教室に連れてくなんてできないわ。

どうせ小1時間で迎えに行かなきゃならないんでしょ。

片道20分なのにさ。

ナシナシ、テキトーに話聞いてお帰り願おう。


男「どうです?体験レッスン500円なんですよ。予約されますよね?」


わたし「夫に相談して必要があればこちらからご連絡します」


男「。。。あー。。。お母さんはご主人に確認しないと何もできない感じです?」


はぁ❓今なんつったムキー


男「ここのご主人サマはコワイ方なんですかぁ〜」


すごく失礼じゃない真顔


男「ご近所のお母さんは500円だったら夫に聞くまでもないわってご予約してくださいましたよ」


わたし「そうですか。ウチは夫も教育熱心なので、わたしは夫に相談します。家にひとをお招きするのも負担ですしね」


わたしは目からビームを出しながら腹から冷たい声を出してそう答えた。


男「。。。そ、そうですか。ではご主人さまとご相談の上、ぜひご予約お願いします」


男はそう言ってようやく帰った。


胸糞悪いヤツだわ。

でも、英語教室は余裕あったら通わせたいけどなー。。。


子どもたちにお風呂に入るように言うと、ようやく夫の車が帰ってくる気配がした。


駄菓子菓子‼️


男「おとうさーん」


まだいやがった滝汗⁉️

夫が庭で捕まる。


夫「ちょ。。。荷物だけ家に置かせてくださいアセアセ


玄関を開けて夫が荷物を置くと男も一緒に入って来た。


男「おかーさーん」


。。。。。滝汗


夫がリビングを覗き込む。

以下、仲良し夫婦のアイコンタクトでの会話。


(YOLどうする?)


(わたしは出ないわよ)


(断っていいよね)


(ちゃんと断ってね)


夫「妻は子どもたちとお風呂みたいですねー(はよ帰れ)」


リビングにいるけどね真顔


男「そうですかー。さっきおかあさんとは話したんですけど、おかあさんは体験レッスンにとても興味を持っていただいて、ご主人がオッケーしてくれたらぜひやってほしいって言ってましたねー」


嘘つくんじゃねえ笑い泣き


夫はさりげなく玄関の外に男を連れ出したが、男のおしゃべりは止まらず。。。


10分後ドクロ



夫「来週土曜日、夕方から、ウチで体験レッスン予約しました」


うぉーい笑い泣き


なに負けてんのよ。。。


まあ、夕方なら夫いるだろうし。。。

今度こそオシャベリクソヤロウにハッキリお断りを入れてやるわムキー


逆に夫が騙されて寝返ってしまわないか心配。。。