みなさん、こんにちは。
児童発達支援事業所『リトル☆スター岐阜キッズ』の政丸です。
9月は、8月から始まった理学療法士講師による運動遊びの様子をお伝えします。
リトルでは先月より月に2回、山田小児リハビリ理学療法士の川端先生に来ていただいて運動教室が始まりました。
運動遊びの始まりは、ストレッチの体操から始まります。
川端先生の動きを真似しながら、腕や足などを伸ばしていきます。ポーズが取れたら10秒キープ。これがなかなか難しく動いてしまいそうになりますが堪えています。
ストレッチの後は、コーナーに分かれて課題に取り組みます。まずは鉄棒の課題です。
最初に、①手を離しません ②ゆっくり降りますのお約束をして、前回りに挑戦します。
初めて鉄棒をやる子も多く、川端先生に支えてもらいながら取り組みます。くるっと回る事が出来ると、日常ではあまり感じない回転感覚に驚きながらも、出来た!と笑顔がみられます。
次にラダージャンプ。長い線路のようなラダーを使って、ひとマスずつ両足ジャンプで進みます。
ラダーを踏まないように注意しながらリズムよく跳んでいきます。 大きい子チームは、途中から跳びながら頭をタッチしたり、手を叩いたりと課題を増やし、レベルに合わせて難易度を変えて挑戦しました。両足ジャンプが難しいお子さんには、支援者が手をとり「せーのジャンプ!」と声をかけながら両足を揃えてのジャンプにチャレンジしています。
次はコーンタッチです。2つ並べたコーンの前に立ち、片足ずつ上げてコーンを倒さないように交互にタッチします。膝と股関節を使うことができ、片足を上げるのでバランス力も必要となる動きです。
ふらつきながらも、目標の10回を目指して取り組みます。最初は支援者の肩を持ちながら動きを覚えていましたが、繰り返すうちに一人でもできる子が増えてきました!
他にも平均台やバランスストーン渡り、お手玉運び、輪っか入れなどの課題もありました。
お手玉運びは、片足の甲にお手玉を乗せ、少し離れたゴールまで歩いてお手玉を運びます。つま先を挙げたまま歩くため、足首の固定性が求められ、べた足や偏平足への効果が期待できるとのことです。
お手玉を足に乗せると、いつもより動きがゆっくり慎重になります。落とさないようにそろーりそろりとお手玉を運びます。
落としてしまったらやり直し。難しい課題ですが、できた時はその分嬉しさが増しますね!
このように毎回、様々な課題を組み合わせながら運動遊びに取り組んでいます。PTによる運動遊びの利用日に当たった方はもちろん、そうでない方も理学療法士からの専門知識を普段の活動の中にもどんどん取り入れて行きたいと思いますので、楽しみにしていてくださいね