ここ数年初めてのランクルのお客様で一番多いのが
数値は調査していないけれど印象的にランクル76だと感じている
そんな中の1台を軽くご紹介
お預かりして駐車場で移動させようとエンジンを始動
先ほどまで数百キロ走っていたとは思えないスターターの勢いの無さ
毎日乗っているとそれが普通になっているので自分では気づきにくい
高負荷をかけると12Vからぐっと落ちるようなバッテリー具合
バッテリーは寿命だったので真っ先に交換です
試走してすぐに気になったのが水温計の針の位置
ターボを取り付けて燃料を増量してガンガン走れば上がるけれど
ゆっくりその辺を走っただけでは位置的には高い
半分より上か下かと言われれば上と答えるのは異常の始まりかも知れない
これが普通かもしれないけれど
それを裏付けるために水温計を取付ようと取付位置を探し中
メーターの数字があれば信号停止時などでチェックする機会が増えるはず
結果はごく普通の82℃
ここで重要なのは正確な温度を知ることなので
しっかりとキャリブレーションされているdefiを選択
いつものように水温センサーはウォーターアウトプットパイプに
アダプターを溶接して取り付ける
ラジエターインレットホースに中継を入れるアダプターは
冷却水漏れが発生しやすくヒート対策としては意味がない
1HZは長く乗れるはずだけど
オーバーヒートは絶対に避けたい
今回はサーモスタット、ホースなど交換
ウォーターインレットパイプのアルミも
ホースフィッティング部が凸凹になっているので
新品が購入できるうちに交換しておこうとパイプも交換
同時にDENSOリビルトのオルタネーターも交換
70系は使っていたら必ずにじみや漏れがあるヒーターホースも交換
インシュロックで縛られて取り付けられていたカプラーを発見
オルタネーターのカプラー同様こちらもよく壊れる圧力センサー部
作業をしていてよくツメが割れるので
ここは常時ストック品となっています
続きます