平成6年から四駆ショップを初めたけれど

それは自分が満足出来る四駆が作れなかったことにあった

関東のように近くに専門ショップがあれば単なるお客さんであったかもしれない

 

仕事をする上ですべて自分一人、自社での作業は難しい

忙しいという意味では無くより良い車を目指すなら出来ない

餅は餅屋という言葉通り、建築業と同じように車にも多くの専門職が必要になる

  

お客様から依頼をされたからには最善を尽くした車にしたい

その際に一緒に仕事をするパートナーが出来る

 

パートナーとは例えば、板金塗装や室内関係・オーディなど

自分では最高のパフォーマンスが出せない部分

そのパートナー選びはだんだんと厳しい目で選ぶようになってきた

   

信頼されて任されているからにはその会社の方針や

作業をする上での取り組み方などで大きな差が出てくる

  

まずは、色んな相談ごとをして分かることがある

より良い車を作りたいのに、相手からはこうすれば儲かるとか

儲けのために車を作っている人はまずそんな話しになる

 

自分の仕事に誇りを持ってしている人と

よりよい仕事をしているんだという会社の方針の場合は

儲かるとかそんな言葉は出てこない

  

志が一緒の人と仕事をしたいのでお金の話しをする業者とは

どんどん縁遠くなっていく

 

さらにその志を表す人間の意識が分かる発言がある

○○の会社よりウチは本当は良い仕事をしているという言葉

こんな発言をする人は当社の繋がりからは排除している

成功を収めているから○○の会社という比較対象になる

と言うことはすでに自分の負けを認めている証拠で

本当は良い仕事をしているというのも

自分の仕事を社会で認めてくれていないと言うことを

自ら認めているようなものである

  

もちろん人格的にも不可となり信頼関係は出来ない

当社のお客様を食い物にされるような人は寄せ付けたくない

  

これは同業者にも言えることでこんなパーツどうだった?との相談で

性能など車の話しを真剣に出来るショップやメーカーもあれば

売るのが仕事の会社もある

 

良い車を作りたいので

友好関係にあるショップやメーカーは限られてくる

地元の専門職の会社も厳しく選別させてもらっている

 

若い頃はなかなか分かり得なかった事でも

年齢と共により鮮明に分かるし妥協も出来なくなる

 

今現在のパートナーの方々は私と志が同じ人で自分が認める人と会社

令和の時代となってもその大事なところは変わらずに会社を運営していきます

 

納得する仕事と本当に良いと思うパーツで車作りをしたいので

予定よりもお時間はかかることが多いですが

この辺も時代は変わっても変わらない部分です