18万キロを越えた185サーフ

新車の状態でもラックは完全固定では無い構造

  

走行が増えればさらなるギアボックスの遊びが発生している

タイヤホイルによるワダチの取られへの修正舵角も

ステアリングは動かしてはいるけれど

思ったように車が反応していない原因はラックが固定されずに動く事で

ステアリングとタイヤの動きにズレが出来て

思うように車を動かせないと感じる

  

そこまで酷くない場合も

ステアリングを動かした分だけリニアにタイヤが動き

完全固定出来るので高いステアリングレスポンスを感じる事が出来る 

   

お客様からのリクエストで高レスポンスなサーフに改良する

いくらサスペンションを改造してもダイレクトに動くタイヤが無ければ

ある程度以上は良くならない

そう言う意味からもステアリングラックのブッシュ交換は

立派なチューニングとも言える

   

交換するジュラコンブッシュ合計4個

  

    

 

ランクル100から比べると作業性は良い場所にあるステアリングラック

リビルト品に交換する場合は大きさ時間の差が出るだろう

  

   

 

ゴムブッシュ部を取り外し、カッターナイフで周囲のゴムを削ぐ

電動及びエアーツールは使わない

寸法をしっかりと決めてあるのでカッターと

バリ取りの意味でのペーパー掛けのみとする

  

  

    

  

マウント2箇所にジュラコンブッシュを装着

 

   

 

助手席側のU字型グロメットは純正新品で対応

 

   

  

これで強化されたスプリングとビルシュタインの威力が

しっかりと発揮出来る

ステアリングギアボックスのチューニングは見過ごしがちな

重要なポイントです