母からホタル見たいなと軽く言われていたので

約10分ぐらいの所で誰も来ないマル秘スポットに行って来た

   

 

 

今年は昼間は暑くても夜になると風が吹いてどちらかと言えば冷たい風

ホタルも飛ぶ時期を悩むに違いない

  

よくホタルを撮影しているお客様からもまだ山は寒いから飛んでいないとの事だったけれど

雨も降り始めるかも知れないので母を連れて言ってみると 

さすがにホタルもいっぱいでは無いけれど飛んでいた

 

    

 

  

 

  

   

 

このホタルがいるスポットにいるはずのない野犬の群れに遭遇

ヘッドライトに驚くこと無く6匹ぐらいが静かに道路から山の方へと待避して

道路を開けてくれる

  

野良犬のような威嚇もなく寂しそうな表情で逃げる感じで山の木の中に入って行く

犬の名前はよく分からないけれど雑種では無く飼い主により捨てられた立派な犬達に見える

自衛の為なのか仲良くなったのか集団で生活しているようだ

そして共通して言えるのは老犬に近い体の動き

  

逃げる犬の表情を見ていると人間に訴えるというよりも

ただ避けているように感じた

飼い主に捨てられた犬たちに違いない

吠える気力も残っていないようで可哀想にしか見えない

  

数年前に病気で亡くなった黒ラブの最後の目に似ている

動く気力も無く横になったままこちらを見ていたあの表情

あの顔は忘れられない

 

寂しそうなよく似た表情だった犬の群れ

無責任な飼い主は危険な動物だけでは無く

年老いた愛犬までも捨ててしまっているようだ

いつかは自分もそんな風になるかも知れない

いやなって欲しいと思ったのでした