走行18キロを超えたぐらいのランクル100

もちろんエンジンやATなどには何ら問題はないけれど

いくらランクルでも交換箇所は出てくるので

点検時はガタなどを見逃さずに早めに最適な処置をしたい

  

右のタイヤが左右に動く

ステアリングラックはジュラコンブッシュで固定されているので動かない

見ているとラックエンドのガタだった

   

ランクル100ではほとんどの車両に見かけるラックブーツからのフルード漏れ

パワステタンクのフルードが大幅に減らない限り修理対象として見ていない

     

   

  

ブーツの中からは想定内のフルード漏れがあったけれど

構造から考えてもある程度は仕方ない

あとはいつどのタイミングでどこを交換するのかということになる

  

ガタのあったラックエンド交換作業中はフルードの漏れは気にならない程度

交換後はやはり新品は動きも固くステアリングの反応も上がるようにさえ感じるほど

  

     

   

純正のブーツとブーツバンドで締め付ける

作業は固いし狭いしで少々やりにくいけれど

コツを掴んでしまえば苦にならないレベル

  

    

  

タイロッドエンドのブーツも破れていたので

ブーツを交換したいけれど単品供給がないし

一般的にガタの発生する場所なので18万キロでもあることだしASSY交換

  

   

  

こちらも非常に多いアッパーアームのボールジョイントブーツの亀裂

ガタが出てくる前に交換しておきたい

  

  

  

このブーツはグリスとともに供給があるので純正品に交換できる

なので取って清掃中

  

   

  

このブーツ交換を忘れていたらボールジョイント単品供給はないので

アッパーアームASSYの交換が必要となる

  

部品代金と交換作業に加えてLC100はアッパーアームが

アライメント調整仕様なので何かと面倒なことになる

ボールのガタも出やすい場所だからブーツとグリスは早めの交換がいい

   

部品だけ交換するときもあるし、ASSYで交換する場合もある

パーツの構造から考えたり劣化具合なども考慮して

その時々に最適な判断を下すことがまず重要で

作業自体はその次かまたその次となる