先日業者仲間から知り合いの四駆ショップ仲間が経営を止めたと聞いた
毎年のように全国あちらコチラで去って行く知り合いがいる
寂しいけれどそれもその人が選んだこと

法人であろうと小さい規模なので企業とは呼べず本来部署事に別れている業務を何から何まで
自分で考えやり遂げないとならない
スタッフはいても所詮は自分の力量が問われる
自動車関係の販売やサービス業は人が育つ環境でないからではなく
少し覚えれば独立出来る環境にあるためでもありそう
それだけ手軽に始められるということだろう
  
今週も知り合いの板金屋さんから、あの子はもう独立したのですよと聞いた
悪いことではなくやる気があるのはいいことなんだけど
やはり社会はそう甘くない
経営がどうのこうのではなく、技術をフルに生かした仕事が毎日365日出来るかどうか
どんなに作業の達人であろうと会社があってこそ
経営の達人ではないのだから本来の好きなだけ仕事をやり遂げることがおろそかになりそう
  
独立して本当の意味で以前よりもレベルアップした仕事が出来ているのは限られた人
簡単に独立できる業種は簡単には成功を収められない
成功を経営とするのか、目指す仕事を上司に邪魔されずに好きなだけ出来るのを成功とするか
一番はそれだろう
   
仮に出来たとして今度はそれを継続する力
金銭面と言うより精神面
守ってくれる組織も上司もいない中で作業以外に使わなければならない労力
社会の他の業種と同じぐらい厳しいものなのに
簡単に独立出来る環境とはいったいなんだろう
業種としてのレベルが高くないからではないだろうか
  
自分が納得出来るまで仕事をさせてくれない会社があるとすれば
いつか独立して完璧な仕事が出来る環境の会社を作ればいい
不平不満での独立には未来は険しい
たぶん、それでも独立できる力があるとすれば
それは若さだろう
  
スポーツと同じで誰にアドバイスをもらうかで目指す未来は決まる
せこい考えや、とりあえずの仕事をする会社とならないように
胸を張って仕事をする会社を作って欲しい
日々向上心を持ち続けるエネルギーを生み出して頑張ってもらいたいもの