サスペンションで2インチップにボディリフト4インチアップで合計6インチアップ
もちろんタイヤは315/75R16を装着、ボディリフトを選ぶには意味があるのです
サスペンションでの車としての操縦性・ステアリングの剛性感などは2インチアップが限界
いろんな手法でサスペンションで車高を上げても純正同様走れるよと言う方もいる
そう思い、走っても違和感なく満足できればそれでOKだろう
しかし、ダートウエイ流の操縦性能は乗り心地が純正と同じでソフトに走ればいいと言うものではない
県道・国道から峠道の舗装道路を楽しく攻めて運転出来なければ楽しくないし満足できない
決して意味もなくスピードを出して飛ばすという意味ではない
ステアリングの操作はドタバタせずに、スムーズで的確な操作を行うことで少ない切れ角で曲がる
もちろん、それにはアクセルワークや左足ブレーキなどと手足の揃ったタイミングが必要
車に乗らされているのではなく、車を走らしている喜びを感じたい
コースアウトするのはただ単に失敗コーナリングだったと片付けるにはもったいない
車が進もうとするエネルギー、すなわち車が行きたい方向が違っていたということ
だったら行きたい方向をコース外ではなくコースの向きに合わせる努力が必要
気合いと根性だけではそちらには行くはずがない
これも年齢と共に理屈的に分かってくる事でもある
話しは戻り、線型が太く自由長も短い2インチアップスプリングが装着されていた
強いバネと言うことだからそのバネの動きをしっかりと制御するには純正や純正以下のショックでは
役不足というもの
そう言う意味でもしっかりとしたダンパーを装着したい
街中の直線道路でもワダチやつなぎ目で車は左右に揺れる
それはバネの動きを制御できていないと言う問題も存在する
ピストンの動くスピードが遅く少ない場合にも強い減衰力を発揮するオーリンズやビルシュタイン
コーナリング性能の向上だけにあるように思いがちだけど、普通の直線で効果があるのです
他にも高性能のショックは存在するけれどオーバーホールして自由に減衰力を調整する環境が無い
だからダートウエイではオーリンズとビルシュタインを使用するのです
装着すればOKなのではなく、走る楽しさのために仕様変更が容易に出来るものが一番だと考える
185サーフに取り付けたオーリンズショック
いっぽうコチラはランクル100に取り付けたオーリンズショック
ショックブッシュマウント部の大きさによりオフロード走行時にはロアアームに干渉する危険性あり
高価なショックを壊してしまうの悲しいからハードにオフを走る方には、ブラケットを削って低くし
急激なタイヤからの入力時にもショックケースと干渉することがないようにしている
見た目だけのリフトアップ車ならすぐに飽きそうだ
運転する楽しさも兼ね備えたリフトアップ車のサスペンション
既製品をただ取り付けるだけではないマシンのセッティング
それが分かる方、それを求める方のための車作り、だからこそ仕事にやり甲斐を感じてる
がむしゃらに走るだけでは到達できない走り方も理論から助言することもあり
とにかく楽しんでもらえる事が一番なのです