ランクル100ディーゼルターボ 1HD-FTE 前期モデル

ランクル80のエンジンに排ガス対策として大きく変わるのが噴射ポンプの電子制御化

とは言っても大きくは燃料の噴射開始と噴射終了時のコントロール

   

その影に隠れて噴射ポンプの圧力が高いことは最大の利点

しかし、ブーストが立ち上がるまで燃料が噴射されにくく低中速のトルクが少ない

高速ベタ踏みは良くても普段の走りでアクセルレスポンスが極端に悪かった

  

高出力をひねり出すのではなくても、もう少し楽しく走れないかと思った時、2つのパーツがある

一つは88ハウスのVF-TMCだけど、すいぶん昔に生産中止

もう一つはエルフォードのFTコントローラ2、こちらはまだ少しありそう

    
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このコントローラー確かにアクセルを底まで踏めば出力は上がってるけど

一番欲しい低中速が物足りない

そんな時、FTコントローラーを装着しているお客様から相談があり

色々と分析をして行き大きな結論を得た

  

市販モデルのサブコンをプラスしてやりセッティングをする事で大変身する事が判明

今回はトラストのeマネージでデータを入力

今までのD1セッティングのデータがこんな時に役に立つこととなる

   
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エンジンの純正コンピューターの良さを使い

物足りない場所をFTコントローラ2+市販eマネージで補うとアクセルの付きが格段に上昇

激変のエンジン特性になり、笑顔で走り回ったほど

低中速はまさしく80のエンジンに燃調をした車のようで

ロックアップ後もそのままアクセルをゆっくり踏めばトルクが盛り上がってくるのを体感出来る

   

高回転はランクル100のポンプ特性をそのまま利用してさらに高出力化

要するに純正の美味しいとこ取りをしたエンジン特性となった

それでいてスイッチ一つで純正に戻る気軽さお手軽さも大きい

しかし一番大きいのはエンジンにもお財布にも無理がかからないと言うこと

エンジンの音もセッティング前よりも軽く、寿命が縮まるハイパワーチューニングとは大きな差がある

同等の出力感を味わおうとするとランクル80ならあれもこれもで、何十万かは飛んで行く

今回は部品代金たったの8万円ほど

  

これは究極のライトチューンと言える!

こんな組み合わせは考える事がなかったので目からうろこ状態

しかもオーナーから燃費の報告有り

    
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FUELメーターはほぼ半分で、約500km走行

エンジンにもお財布にも環境にも優しいこの組み合わせ

我慢して乗ってるオーナーに、一番欲しいプレゼント

高コストパフォーマンスのチューニングメニューとなりました

   

FTコントローラーをそのままで乗ってるのは宝の持ちぐされ感あり

最大限に性能を引き出すセッティングをオススメ

二つセットでのセット販売も行います

詳しくはお問い合わせをどうぞ