すごく流行った時期のハイラックスサーフ

エンジンのかかりがものすごく悪い

  

症状からたぶん噴射ポンプと思われる

十中八九間違いない

でも、20年近くなるエンジンだから確認は必要だと思った

  

エンジンコンピューターの中古を安く入手したけど症状はまったく変化無し

次にエンジンの圧縮比を測ることにした

燃料の噴射ノズルを改造したものを取り付け、メーターを取り付ける

右側が真ん中に穴が開く計測用の噴射ノズル

   
四駆ショップdirtway公式ブログ~自由人B型人間模様~-2010012203

手間はかかるけど少しの可能性があるなら、チェックしておきたい

お客様からすると噴射ポンプのオーバーホールをして欲しいのではなく

エンジンがかからないトラブルを修理してほしいのである

   

だから慎重に原因となりえる箇所を検査する

久しぶりに計測する圧縮比

   
四駆ショップdirtway公式ブログ~自由人B型人間模様~-2010012201
    

心配した圧縮比はなんと33以上あり(ガソリンエンジンの3倍強)

   
四駆ショップdirtway公式ブログ~自由人B型人間模様~-2010012202
   

センサーもハーネスも確認したから

これで迷うことなく噴射ポンプのオーバーホールに進むことができる

   

お客さまに、オーバーホールしたけど原因は他にありました・・・ なんて言えるはずがない

多分、そうだろうとか、そう言う判断はプロじゃない

考えられる可能性があるなら調査する

明確な症状があるのだから、きっと悪い場所があるはず

安易な答えを導き出す事は避けたいもの

  

その分、時間はかかったけれど修理後は安心してこのサーフに乗れるはず

修理した後の不安も出来れば取り除いてあげたい

  

もうあと少し、頑張ろう!