オープニングはもちろん南こうせつ

今回は豪華なゲストがたくさんいるだけではなく、歌うだけではない演出がすばらしい

  

イルカと伊勢正三で「なごり雪」

 

尾崎亜美と旦那さんの小原礼さんで「オリビアを聞きながら」

   

サプライズゲストの杉田二郎の「戦争を知らない子供たち」

   

作曲したBEGINと作詞した森山良子とヒットさせた夏川りみで「涙そうそう」

ヒット曲の涙そうそうを作曲したのにもかかわらず謙虚で控えめな姿が好感を持てたBEGIN

森山良子は「さとうきび畑の歌」を今にも涙がこぼれそうな気持ちで歌ってくれた

夏川りみの「アメージング・グレース」は感動

      

松山千春は懐かしい「季節の中で」や「長い夜」を熱唱

毒舌と言われるけど当たり前の事を当たり前に言ってるだけで普通のMCでした

極めつけは、サイドギター南こうせつ、リードギター石川鷹彦&伊勢正三、ボーカル松山千春での「22歳の別れ」

アレンジャーでもあり名リードギターの石川鷹彦が弾く「22歳の別れ」のイントロで胸が熱くなりました

   

サプライズゲストの加藤和彦の「あの素晴らしい愛をもう一度」

  

最後のゲストは、お待ちかねの小田和正

登場するなり「ドーモー」と高い声に会場内が最高潮になる

予想していたとはいえ、これには南こうせつもビビったかも知れないなと思う

なぜか、こうせつと正やんの真ん中で生ギターをひっさげて「ひとりきり」を歌う

続いてそのままの体制で「今日もどこかで」を歌い始める

甘くて高い声、昨年聞いたから余計に身近に感じる小田さんの声

途中でギターを置き、ステージの左右に軽く走りながら歌う・・・ が

またギターを持ち三人で最後まで歌う

そして、アリガトーと高い声でステージを後にした

    

手拍子とアンコールコールの合唱だったけど

結局現れず、こうせつが何事も無かったように最後のステージを始めた

ブーイングまでとはいかないけど、ため息があちこちで聞こえてくる

考えれば不自然な三人での歌

かぐや姫の「ひとりきり」は仕方ないとしても、「今日もどこかで」はソロでもOKなはず

下がる前に、もう少し歌いたいけど松山千春が長すぎたから(笑)と言っていたけど

実は大人の事情があるのかもしれないなと察した

簡単にはソロで歌えない大人の事情なんだろう

小田さんはコンサート当日が誕生日だったのに、売れていない頃に友情出演をしてもらった事への恩返し

そう思うともう十分かなと思えてきた

   

22歳の別れは中学3年生の時、文化祭か3年生を送る会(自分が送られるはずなんだけど)で

体育館のステージでヤマハのギター片手に歌った事を思い出した

最後の歌詞を好きな女の子に向けて歌ったのだ

そのときの記憶がよみがえり、涙がにじんでくる

しかし大丈夫、ジオランダーキャップをかぶりタオルを日焼け防止にと上からかけていた

汗を拭くように見せかけて涙もたくさん拭いた

松山千春も小田さんも夏川りみも、今回のゲストの歌はそのときそのときで思い出がいっぱいある

とっても満喫できたコンサート

最近、乾き気味のココロに温かい血が通ったみたい

仕事中は鬼のようでも、まだまだイケるな、人間だなぁと安心した

   

帰るとき母親が元気な声で言った

「若返ったわー ありがとうな」

きっと年齢や単なる気が若返るのではなく、僕と同じような事なんだろうと感じた

「涙そうそう」を聞いてた時、母親を見たら必死で前を見てた

父親のことを思っているんだろうと察した

   

ココロ満杯になった今回のつま恋コンサート

今度は僕から今回のゲストのソロライブで、誘ってみようかと思ってる

   

つま恋&静岡編まだ続きます