梅雨空の中に出来上がったランクルの試乗に出掛けた
雨模様なんだけど思いついて、久々にカメラを持って出る
四国八十八ヶ所の一番寺がある鳴門市の方向に走った
すると周囲はコントラストが効いた風景が広がった
蓮の花を見て仏教やら極楽やら、奈良の大仏までも想像する
宗教には深くは無いけれど
死んだ後は地獄よりも極楽に行けるのがいい
でも、大好きな人と二人同じ岐路に立たされたとしたら
最後の審判を受ける前に、進んで地獄に行ってもいいなと考える
雨上がりだから汚れも洗われて、薄いピンクの花が濡れていた
見ている僕までしっとしとしてくる
さりげなく、真っ白や淡いピンクの色を放つ花の前では
拝みたくなるような雰囲気を感じて
カメラを構える方も呼吸を整えて挑んだ
ただ撮るだけなのに、ざわついた気持ちではいられない
静かなオーラを感じたひとときでした