ガレージで作業をしてたら肩の付近にドテって、何かが当たる

もしかしたら巨大手乗りグモ??

クモが一番の苦手だけど背中にいつまでもいられたらそれは困る

勇気を出して手を差し出した

   

すると何かが乗ってきた

根性入れて気合いを入れ直し手を戻す

  

ん??? 思わず話しかけた

  

「何か??」

 

 「無言・・・」

  

「あんた、人の背中に当たるなよなぁ・・」

   

 「無言・・・」

  

違う手を差し出したら、乗って来るではないか・・ 両手を歩き回る

  

いろいろ聞いたけど無言のまま・・

  

「この時代に生まれてきた証しとして記念撮影してやるよ~」って良いながら店内に入る

     

「じゃあ、いくよ~ パシャ」

     
08080803
   

   

そのまま写真を撮ってたら

なんだか、痛い

足だろうと思って見たら・・・

セミが注射針のようなものを僕の手に突き刺している

   
08080804
   

目の下に伸びているのが針です

  

思わず叫んだ・・

「こら~ 木と間違うな!」

 

するとさっと針を引っ込めた

樹液と血液は違いすぎるぞ~

  

そろそろ旅立ちの日かと思い店の玄関にある花いっぱいの鉢植えの横に置く

しばらく見てると、数匹のアリが近寄ってきた

まだ生きてるのにアリに連れ去られる訳にはいかない

   

別の場所に移そうと手を差し出し上に上げた瞬間

大きな声でミーンと鳴きながら飛んで行った

あれぇ・・・ あっけない

  

この暑さでガレージの中に逃げ込んで来て休憩してたのかも

まさしく、タダの休憩だったんだなあって思った

  

忙しい仕事の合間に、一緒に休憩をしたのでした