今日の新聞のTV欄を見て驚いた

NHK以外はいつもと変わらず通常の番組

終戦記念日のゴールデンタイムに笑いの特別番組まである

    

これはTV局の意識の問題だけではない

番組を支えるスポンサー側の問題であるかもしれない

だいたい視聴率が良い番組であってもCMを見るとは限らない

いくら手をかけたCMで面白くてもこころに残るとは限らない

     

ドラマやお笑いは1週間伸ばそうが遅らそうがかまわない

今日ぐらいは日本の歴史を勉強する一日であってもいいはず

学生時代に勉強したといっても試験勉強でしかないはず

本当の日本史を学ぶ一日であってほしかった

   

カイロ宣言
ヤルタ会談
ポツダム会談
ポツダム宣言
大東亜戦争

支那事変
ソ連対日宣戦布告
サンフランシスコ平和条約

など他にもいっぱいある

   

聞きなれた言葉と忘れた言葉が混じる

言葉は聞きなれていても内容や背景やつながりが複雑で全然リンクしない

そんな大切な日本史を勉強せずに何が平和なのか分からない・・・

開戦から敗戦までの歴史を国民の多くが知らぬままに平和式典?

これは絶対におかしい

勉強したい人がすればいいと言う問題ではないはず

  

TV番組のスポンサーである大企業の意識も低いと考える

視聴率の数字で番組が作られるのであろう

どこの世界も仕事は数字がすべて

しかし視聴率の数字では出ない会社のイメージアップと言う部分もあるはず

よく見られる番組や時間帯が金額も高く、露出度が多いことを意味する

    

今日の終戦記念日に日本史を振り返って国民全体が平和を考えようとする特別番組があったとする

その番組のスポンサーは数字の露出度では買うことの出来ない

会社のイメージアップと言う財産を得ることになったのに

    

数字だけでは買えない財産を得ようとしないスポンサー側の企業の意識の低さと

それをプロデュース出来ない番組制作会社

それらをまとめるTV局

すべての意識は、平和な日本に埋もれてしまってる

   

数字よりも大切な価値のあることはすべての企業にも日本人にとっても貴重な財産となるはず

面白くて奇抜なアイデアで話題を稼ぐのもOK!

でも今日ぐらいは最適なアイデアが他にあったような気がする

今が平和すぎて製作する側も視聴者側も必要ないと忘れているのかもしれない

     

戦争を美談や被害者意識だけで終わらさない為にも戦後ばかりを取り上げず

戦前や戦時中の日本や世界の動きを勉強する必要があると考える