泣きたい...けど泣かない
つらくても頑張ると決めたから

弱音を吐きたい...けど吐かない

強くなるって決めたから


もう自己嫌悪や自己否定はしない...

自分を好きになって、相手に好きになって欲しいから

わがままだって言いたい...けど言わない

それを望まれてるから...

頑張るから...
私がしていることが罪

罪の反復

消かかった日々に多少なりとも幸せを加味して積み立てられるはずなのに

明日が薄れないように罰を咀嚼する

やはりやめておけばよかったのかと自責の念に駆られる

若さは傲慢さと紙一重。
アイデンティティもたいがいです

けれど後悔なんてしていない

目に見えないところで誰かを傷つけた

分からないところで、でも、傷つけた

人は何かを得るために何かを犠牲にする生き物だ

何も失う覚悟なく全てを得ようなどと都合のいい現実はない

もしやり直せるなら...

でも、こうなってしまったのならば

今となっては後悔はない

今の私を作ったのは他でもない自分。

きっとこの経験で見えるものもあるから

だからこそ幸せを求める

けれど奪い合う幸せに意味は見出だせない

人を蹴落としした幸せは汚れて静かに消える

人の捨てた幸せは私には意味もない
だってその人が不用な幸せなどいらないから

自分の内で生まれる感情、それを押し殺す自分

だって...
オレはなにもできないでいる...

伝えたいこと、言っておかなきゃならないこと...
それらが浮かんでは消えていく...

よりよい方向に持っていこうとすればするほど言葉というワードが頭の中の迷路に消えていく...

大切な人を泣かせてしまった....

大好きな人に気苦労ばかりかけている....

そんなオレはその人の涙も拭えず、抱きしめることもできず、あまつさえ笑ってあげさえできてない...


誰かが言っていた、オレは最低な奴だと。

あながち的外れな意見でもないとつくづく実感する...

黙り込んで、ふさぎ込んで何も言わないオレにその人は何度も手を差し延べてくれる


一瞬の自暴自棄にいっそ断ち切ろうか揺れた....けどできなかった...


オレはその人に怒りも覚えず、咎めようとも思っていないからだ....

オレはその人のために何ができるだろうか....

また笑いあい、愛し合う日のためにいったい何が...

優しすぎるんだ....それに甘えながらも差し延べられた手をとれない自分が本当に嫌になる


オレはその人の心からの笑顔を取り戻せるだろうか....