テイケイ株式会社は、総合警備業を営む会社です。

今回は、テイケイブラックやばいという評判を耳にしたため、その真相を調査しました。

 

テイケイがブラック企業であるかを判断するにあたって、厚生労働省の定義やブラック企業大賞について、パワハラやセクハラが横行している会社のやばい評判口コミも調査し、日本に蔓延るブラック企業の実態について紹介した上で、本稿ではなぜテイケイがブラック企業と噂されるのか、警備スタッフの評判口コミや実際の労働環境についても解説していきます。

 

テイケイはブラックでやばい?ブラック企業の定義を調べてみた

ブラック企業

警備会社のテイケイが本当にブラックでやばいのか判断するため、最初にブラック企業の定義や特徴を解説します。

 

  一般的なブラック企業のイメージ

 

一般的なブラック企業のイメージとして真っ先に思い浮かぶのは長時間労働を強要される会社かと思います。

様々なメディアにてブラック企業のイメージに関するアンケートを実施しており、実際に最も回答数が多いのは、残業に関する内容でした。

次いで、パワハラの横行や給与の未払い、低賃金、過度なノルマなどが挙げられます。

その他に、年中採用広告を出していたり、福利厚生や人事制度が未整備だったり、離職率が高い会社に対してもブラックであると感じる労働者が多いようです。

 

  発祥は2chの就職活動板

 

ブラック企業は元々暴力団等の反社会的勢力と関わりのある企業を指す言葉でしたが、2001年に2chの就職活動板にて「就職してはいけない企業ランキング」が盛り上がった際に、大学で管理されていた過酷な労働環境や離職率の高い会社をまとめたブラックリストがリークされたことがきっかけで現在のような意味を持つようになったとされています。

その後、書籍や映画にてブラック企業という言葉が取り上げられるようになり、2000年代後半にかけてネット民以外にも知られるようになりました。

 

  厚生労働省ではブラック企業の定義は無し

 

日本の労働行政を行う厚生労働省において、ブラック企業は定義されていません。

しかし、厚生労働省では2013年9月より離職率の高さなどからブラック企業の疑いがある会社の労働実態を調査し、悪質な違反行為を行った企業の社名や違反内容を発表しています。

また、ブラック企業やブラックバイトを『若者の「使い捨て」が疑われる企業』と称し、長時間労働削減に向けた取り組みや、パワハラの予防・解決の推進、電話相談対応などを実施しています。

 

  厚生労働省が示すブラック企業の特徴

 

厚生労働省が示すブラック企業の特徴は次の3つです。

 

ブラック企業の特徴

  1. 労働者に対して極端な長時間労働やノルマを課している会社
  2. 賃金不払残業やパワハラが横行するなど企業のコンプライアンス意識が低い会社
  3. 前述した状況下で労働者に対して過度の選別を行う会社

 

企業は、これらの問題が生じないようコンプライアンス意識を高く持ち、労働環境を改善していくことが求められています。

もしもブラック企業の特徴に当てはまる会社に就職してしまい、会社に対して問題の改善を求めることが難しい場合には、労働組合をはじめ労働基準監督署や総合労働相談コーナーに相談することが有効です。

テイケイの警備はブラックでやばい?評判口コミを調べてみた

テイケイの評判

それでは、テイケイの警備はブラックでやばい会社なのか、実際にテイケイで働く警備スタッフの評判口コミを調べてみました。

 

雨天中止の場合でも日給保証あり

仕事は基本的に8時間労働ですが、給料は日給制なので仮に仕事が早く終わっても1日分の給料が支払われるのですごく得した気分になれます。雨の日などたまに現場到着後に仕事が中止になってしまうこともありますが、その場合でも日給の約60%を保証してもらえます。
 

警備員には様々な資格があって、希望すると会社負担で受験することができますし、会社が開催した受験に関わる研修に参加した際の時給も支払われる仕組みとなっています。

 

テイケイの警備スタッフの給料は日給制のため、半日で仕事が完了した場合でも1日分の給料が支払われることが好評でした。

また、雨天中止の場合でも日給保証があり、資格試験や研修参加の場合もその分の時給が支払われるため、お金を気にせず資格取得に取り組むことができます。

 

年々改良される福利厚生や制度

制服は全て貸与ですし汚れたら交換してくれます。白い手袋も無料でもらえて、最近では夏にファン付きの制服も採用されました。
 

10年ほど前に勤め始めた時は身だしなみの厳しさなどに不満もありましたが、今ではそういった社風にも慣れ、さらにメンバーの改善提案制度ができて、シャツや靴下の他、季節に応じてホッカイロや塩アメまでもらえるようになり、どんどん働く環境が改良されて働きやすくなっています。

 

警備員が着用する制服、手袋、シャツ、靴下などの衣類は全て貸与してくれたり貰ったりすることができると評判でした。

近年では夏の暑さや冬の寒さの中でもなるべくスタッフが働きやすいように、夏はファン付きの制服や塩アメ、冬には防寒着やホッカイロが支給されるようになり、働きやすさは年々改良されています。

 

身なりに厳しいが人間関係は良好

他の警備会社よりも給料は良いですが、頭髪、服装、立ち姿などに厳しいです。抜き打ちのパトロールがあったり週に1度の装備品点検があったりもします。ただ、身だしなみをしっかりしていればうるさく言われることもありません。

 

警備員は年配の人も多いですが、現場ではあからさまな上下関係などはなく、挨拶や礼儀をちゃんとしてコミュニケーションとっていれば良好な関係が築けます。普段は関わることのない年齢層の人たちと仲良くなることで、ためになる情報を得られることもありました。

 

テイケイは警備会社の中でも身なりや挨拶に厳しいことで評判です。定期的な研修などで身だしなみチェックが行われています。

しかし、警備員同士の上下関係はそこまで厳しくないようで、仕事を通してコミュニケーションを取りながら良好な人間関係が築けるようです。

 

自分で働き方を調整可能

休みの希望は通りやすく、自分である程度出勤日や勤務時間を決めて働くことができるので、ワークライフバランスはいくらでも調整可能です。シフトを増やせば給料が増えるし、シフトを減らせばその分給料も減ります。

 

ダブルワークとしてテイケイで警備の仕事をしている人も多いですが、内勤を目指して働いている人もいて、実際に積極的な資格取得などをしていけば、キャリアアップもできます。

 

警備スタッフの勤務時間や勤務日数はシフト制のため、自分で働き方を調整しやすいと評判です。

また、アルバイトだけでなく正社員として働くこともでき、内勤へのキャリアアップや設備関連業務などへのジョブチェンジも可能となっています。

テイケイの警備はブラックでやばいのか評判口コミまとめ

テイケイの警備はブラックでやばい会社なのか、スタッフの評判口コミを調べてみたところ、身だしなみや研修については他の警備会社と比べて厳しいようですが、ブラック企業の特徴である長時間労働やパワハラが横行している様子は見られませんでした。

また、給料水準が高く手当等もしっかり支払われているため、賃金不払などの問題もないようです。むしろ警備スタッフの労働環境改善のための取り組みを積極的に行っており、コンプライアンス意識の高い会社であることが伺えます。

テイケイはブラック企業大賞でノミネートされていない

ブラック企業と言えば、その年のブラック企業の頂点を決める「ブラック企業大賞」という企画がありますが、テイケイはこれまでブラック企業大賞にノミネートされたことがありません。

こういったことからも、テイケイがブラックではないという証明になるのではないでしょうか。

 

ここでは、ブラック企業大賞とはどんな企画なのか、2019年の受賞企業とノミネート企業を紹介します。

 

  ブラック企業大賞とは?

 

ブラック企業大賞とは、労働組合役員や弁護士、大学教授などで構成されているブラック企業大賞企画委員会が運営し、労働環境が劣悪なブラック企業の頂点を選出して賞を贈る企画です。

 

ブラック企業大賞企画委員会は、パワハラ、セクハラ、長時間労働などが蔓延しているブラック企業の事例はもちろんのこと、そういった企業を生み出す背景や社会・経済的な構造の問題を広く伝え、全ての労働者が安心して働ける環境を作ることを目的に立ち上げられました。

 

ブラック企業大賞ではブラック企業を次のように定義し、その他複数の指標から具体的な企業をノミネートしています。

 

  1. 労働法等の法令に抵触している、またはその可能性がある労働を意図的・恣意的に従業員に強いている会社
  2. パワハラなどを常套手段として従業員に強いる体質を持つ会社や法人

 

  ブラック企業大賞2019受賞企業

 

2019年にブラック企業大賞を受賞したのは三菱電機株式会社であり、同社は2018年にも大賞受賞しています。

長時間労働やパワハラによる精神疾患の発症や過労自死が相次いで起きていたことが、あまりに異常な事態とされ、2年連続の大賞受賞となりました。

 

また、過去に労基法違反の有罪判決を受けていたにも関わらず、再び労基法違反が問題となった株式会社電通とパートアルバイトの残業代未払い問題が話題となった株式会社セブンイレブン・ジャパンが特別賞を受賞しました。

なお株式会社電通は2016年に、株式会社セブンイレブン・ジャパンは2015年に大賞を受賞しています。

 

その他、#MeToo賞を長崎市が受賞、ウェブ投票賞を楽天株式会社が受賞しました。

 

  ブラック企業大賞2019ノミネート企業

 

2019年のブラック企業大賞には次の8社1自治体がノミネートされました。

  • 三菱電機株式会社
  • 株式会社電通
  • 株式会社セブンイレブン・ジャパン
  • 楽天株式会社
  • 吉本興業株式会社
  • KDDI株式会社
  • 株式会社ロピア
  • トヨタ自動車株式会社
  • 長崎市

過労死事件などとしてメディアでも大きく取り上げられた企業や、違法行為摘発後も労働環境が改善されていない企業などがノミネートされています。

なお、ブラック企業大賞では2012年の企画開始以降毎年授賞式を開催し、受賞企業を招いているものの、これまでに出席した企業はないそうです。また、2020年以降はコロナ禍で発生した様々な対応に実行委員会が追われているため企画を中止しています。

ブラック企業大賞ノミネート・授賞企業のやばい事例

ブラック事例

 

これまでブラック企業大賞ノミネート・授賞した企業のやばい事例について紹介します。

 

  全社員に長時間労働を強いる理念集を配布

 

ワタミ株式会社は、2012年に市民賞、2013年に大賞を受賞しました。

女性社員が入社からわずか2ヶ月で過労自殺に追い込まれ、2012年に労災認定されたにも関わらず、会社側は責任を認めないまま面談や謝罪も拒否していたことが明らかとなったためです。

また、「365日24時間死ぬまで働け」と書かれた理念集が全社員に配られるなど、異常な職場環境がメディアにも大きく取り上げられました。

 

創業者のブラック名言なども有名で、一時期はブラック企業といったら同社名が多数の記事で挙げられており、多くの注目を集めました。

その後同社は代表交代などにより労働環境が改善されたかのように思われましたが、創業者が2019年に会長へ復帰し2020年には社員への残業代未払いがあったとして是正勧告を受けています。

 

  営業社員をシュレッダー係へ配転

 

2015年に大賞を受賞した株式会社引越社関東では、営業職の社員が不当な理由でシュレッダー係へと配転されたことから同社を訴えると、当該社員の顔写真付きの罪状ペーパーを作成してグループ全店に貼り出し、罪状ペーパーは社内報にも掲載されました。

 

その後、会社を訴えたことが原因で懲戒解雇を通告されますが、解雇無効の仮処分申請が東京地裁に出されると、すぐに解雇を撤回して復職を命じます。

しかし、当該社員復職後も罪状ペーパーは貼られたままで、業務はシュレッダー係のままでした。

 

その他にも引越荷物の破損に対する損害をすべて従業員に負わせていたことなどが問題となりました。シュレッダー係に異動させられた社員との裁判は2018年に和解しており、同社は和解後に社内改善を図っています。

 

  大学生が被害に遭ったブラックバイト

 

2016年にブラックバイト賞を受賞したDWE JAPAN株式会社では、飲食チェーンでアルバイトをしていた大学生が4ヶ月の連続勤務や20万円以上の自腹購入を強いられ、退職を申し出た際には店長から懲戒解雇にすると脅されたり包丁で刺されたりするなど、ブラックバイトどころではない犯罪行為が行われていました。

 

同社と大学生の裁判はブラックバイトに関する初めての裁判となり、この裁判での同社社長の言動も波紋を呼びました。 裁判は2017年に和解が成立しており、暴力をふるった元店長らには暴行罪などで罰金刑が確定しています。

 

  ブラック企業大賞ノミネート・授賞企業のやばい事例まとめ

 

ブラック企業大賞ノミネート・授賞した企業のやばい事例についてまとめましたが、ブラック企業というよりも犯罪行為を容認する非人道的な企業であることが分かりました。どの事例も大々的な裁判となっており、当時のニュースを見た記憶のある方も多いのではないでしょうか。

 

ただし、どんなブラック企業でも経営陣が変わったり社内改善が行われたりすることで、ホワイト企業へと好転する場合もあります。

ブラック企業大賞にノミネートされた会社は劣悪な労働を社員やアルバイトに強いてきたところばかりですが、現在は労働環境が改善されている会社があるのも事実です。

ブラック企業のやばい評判口コミはこんな感じ

ブラック企業の口コミ

ブラック企業大賞にノミネートされている企業はニュースに取り上げられるほどの事件性や違法性のある事案がほとんどでしたが、一般的にブラック企業と呼ばれる会社のやばい評判や口コミを紹介していきます。

 

サービス残業や休日出勤が当たり前

サービス残業は当たり前で、日を跨いでの帰宅もしょっちゅうでした。

お客様優先で自分のプライベートを削ることは当たり前の雰囲気で、残業代や休日出勤手当もありませんでした。

 

残業代が支払われないサービス残業が当たり前となってしまっているブラック企業では、社員の中でもそれが当たり前だという雰囲気になってしまっている会社も多いようです。

残業代が支払われないケースは全額支払われない場合と、支給額上限があるにも関わらず上限時間を超える残業を強いられるが超過分は支払われない場合など様々です。

 

ワンマン社長のセクハラや好き嫌いによる降格

ワンマン経営者の機嫌に社員が振り回されていました。女性社員の身体を触るなどのセクハラもありましたが、上司に相談しても動いてくれないため、退職してしまう人も多かったです。また、社長が気に入らないと降格や異動をさせられました。

 

ワンマン経営者の機嫌次第で社員がセクハラを受けたり降格させられたりするブラック企業もあるようです。

こういった会社の場合、上司も自身のクビや降格を恐れて動いてくれないことが多いため、社外へ相談することが重要となります。

 

契約内容が異なり給与は未払いに

正社員として採用されたはずが、出社前日に雇用形態が正社員ではないことを知らされました。雇用契約書を交わしてもらえず口頭契約のみで、次第に事前連絡もなく給料日に給料が支払われなくなっていきました。

 

求人情報や雇用契約と実際の雇用形態や業務内容が異なる求人詐欺も問題となっています。また、給与未払いも違法のため、泣き寝入りせずに労働基準監督署や弁護士などへ相談しましょう。

 

休んだら始末書で失敗したら罵倒

強制残業の日があったり当欠したら始末書を書かされたりする会社でした。

トイレに行くだけでサボっていると嫌味を言われるため、トイレにも行きづらかったです。失敗すると社員全員の前で上司から罵倒されるパワハラ行為もありました。

 

ブラック企業ではなくても無断欠勤の場合には始末書を書く会社もありますが、インフルエンザ等の体調不良で会社に連絡を入れていても始末書を書かされる会社があるようです。

また、口コミのように仕事でミスをすると全社員の前で罵倒されるなどのパワハラが横行している会社も多く存在しています。

ブラック企業のやばい評判口コミまとめ

ブラック企業のやばい評判や口コミをまとめたところ、サービス残業、長時間労働、セクハラ、パワハラ、上司の好き嫌いによる従業員の選別、求人票との相違などがあり、多くの人がこの中の1つは経験したことがあるのではないかと感じました。

 

ブラック企業の口コミ調査では、ブラック企業大賞ほどのやばい内容は見受けられなかったものの、とくに残業に関する評判やパワハラに関する評判が多く、会社という狭いコミュニティの中で声を上げられずに悩んでいる人が多いことが伺えます。

 

ブラック企業が社内改善を行い真っ当な企業へと変わるのが最善ですが、従業員自身ももっと視野を広く持ち、自ら行動することでブラック企業から抜け出しましょう。

なぜテイケイはブラック企業と噂されるのか?

テイケイのブラックの噂

 

様々なブラック企業の事例や評判口コミを紹介してきましたが、ブラック企業の特徴に該当しないテイケイがなぜブラック企業と噂されるのか、その理由について解説します。

 

  自分が望む働き方とのズレ

 

テイケイは自由度の高い働き方を実現できますが、日給制のため高い給料を稼ぐために仕事を増やせばプライベートの時間は減り、プライベートを増やそうと仕事を減らせば給料も安くなってしまいます。

また、勤務日等は自分の希望シフトを提出しますが、働きたい日に必ず働けるとは限りません。

 

勤務日や勤務時間の自由度は高い一方で、頭髪や服装等の身だしなみに関するルールは厳しく定められているため、自分が望む働き方とのズレを感じてしまうこともあるようです。

 

  イメージからの勘違いで感じるギャップ

 

テイケイの仕事にはオフィスで働く内勤職と現場で働く警備職があり、とくに警備員として働く場合には入社前の面接などで関わったスタッフと業務では関わらない場合も多く、入社前に抱いていたイメージと実情が異なり戸惑ってしまうことがあります。

 

また、日常生活で交通誘導などをしている人を見て、コミュニケーションが苦手でも簡単に働けそうだと勘違いしてしまうと、実際には共に働く大勢のスタッフや通行人などとコミュニケーションを取ることが重要な業務においてギャップを感じ、こんなはずじゃなかったと思ってしまい、会社に対して不満を感じてしまう可能性が高いです。

 

  【結論】ブラックかどうかを判断するのは「自分」

 

テイケイのように例えブラック企業とされるような劣悪な労働環境ではなくても、ちょっとした不満から会社がブラックだと思ってしまう従業員がいるのも事実です。

 

違法行為を行っている会社を除き、その会社がブラックかどうかを最終的に判断するのは「自分」であり、仕事選びの際には偏った目線でのイメージや事実と異なる情報を如何に精査して正しい情報を集められるかが重要となります。

 

また、自分に向いている仕事も人それぞれ異なります。 他人にとっては働きやすく最大限のパフォーマンスを発揮できるような会社でも、自分が同じように働けるとは限りません。会社の分析だけでなく自己分析もしっかり行い、自分に合った会社を見極めましょう。

テイケイの警備はブラックではなく実はホワイト!?

警備員

最後に、今回のブラック企業調査によって、テイケイの警備はブラックではなく実はホワイトな仕事であることが分かりましたので、その理由を紹介します。

 

正社員なのに週3勤務~可能

 

近年では週休3日制度を導入する会社が増えてきていますが、テイケイでは正社員でも週3日勤務、週休4日を実現できます。

もちろん労働基準法の規定内であれば週5日以上働くことも可能で、勤務日数による待遇や福利厚生面の大きな違いはありません。

 

勤務時間も日勤・夜勤・当務の中から選択でき、有給休暇は100%消化を推奨しているため、趣味などの私生活の時間も大切にしたい人にとってホワイトな環境であるといえるでしょう。

 

福利厚生が充実している

 

テイケイでは、各種社会保険や通勤手当といった一般的な福利厚生に加え、警備スタッフには制服が貸与されるだけでなく制服のクリーニングまで全て会社にて無料で行っています。

 

新品のワイシャツ、靴下、革靴も預り金なく貸与してもらえるため、自費で作業用品を揃える必要はありません。また、夏には熱中症対策のための塩アメや冷えピタ、冬には寒さを凌ぐための使い捨てカイロが無料で支給されます。

 

福利厚生がないに等しく業務に使用する備品を社員に自腹購入させるブラック企業もある中で、テイケイの福利厚生は充実しており、かなり手厚い印象です。

 

資格受験費用(お弁当含む)全額会社負担で講習会受講の賃金も保証

 

警備員になるためには20時間以上の新任研修を受けることが日本の法律で定められており、テイケイでも入社後3日間の研修があります。その際に研修手当4万円、昼食弁当、夕食手当3,000円が支給されます。

 

また、資格支援制度として資格取得者に手当を支給する会社も多いですが、テイケイでは資格取得に関する受験費用やその日のお弁当代まで全額会社で負担しています。

さらに試験勉強のための講習会受講時や試験時間の賃金も保証しているため、給料面を気にせずに資格取得に取り組めます。

 

資格取得支援では、警備業務検定、防火管理者、第二種電気工事士などの国家資格や、公的資格・民間資格など様々な資格を取得でき、次の仕事に役立てることもできます。

 

実は業界内では給料が高水準

 

テイケイの警備の日給は当務で20,000円~21,200円、夜勤で12,000円~12,600円、日勤で9,000円~9,600円であり、そこに資格手当などもプラスされるため業界内では高水準となっています。

 

また、賞与は年2回あり、在籍3ヵ月以上で週4日以上勤務しているスタッフには計30万円以上のボーナスが支給されます。

週3日の当務で月収25万円以上を稼いだり、週5日の夜勤をメインにガッツリ稼いだり、自分で調整しながら働くことが可能です。

 

努力次第でキャリアチェンジやステップアップも可能

 

テイケイには警備以外に人材派遣業などを営むグループ会社があり、努力次第でキャリアチェンジやステップアップも可能です。

働いていく中で警備以外の仕事にも挑戦したいと感じたら、警備から内勤や設備関連業務へ、テイケイグループ内でジョブチェンジすることも可能となっており、テイケイの一員として長く活躍することができます。

 

資格取得支援を利用して様々な資格取得をしているスタッフの方が、そういったチャンスを掴めていることが多いようですので、積極的に資格を取っていくことで新たな道が拓けるかもしれません。

まとめ

 

以上が、テイケイはブラックでやばい会社なのか、ブラック企業の定義やブラック企業大賞の事例、評判口コミなどについて調査した内容です。

調査の結果、テイケイはブラック企業ではなく、むしろホワイト企業の要素が多いことが分かりました。

 

しかし、先述した通り会社がブラックと感じるかどうかは人によって異なります。

自分ではブラック企業だと感じていても、実際にはその職種や業種が自分に向いていないだけの可能性もありますので、正しい情報を集めながら自分に向いている仕事を見つけましょう。

また、会社で明らかな労基違反等が行われていた場合には、自身を守るために労働基準監督署等へ相談し、劣悪な環境から一早く抜け出すことが大切です。

会社概要

商号 テイケイ株式会社
(旧帝国警備保障株式会社)
本社所在地 東京都新宿区歌舞伎町1-1-16
テイケイトレード新宿ビル(靖国通り)
資本金 5,000万円
売上高 916億800万円(連結)
代表者 代表取締役 影山嘉昭
支社 62支社
業務内容 警備業/請負業/派遣業/防犯カメラ・保安資機材等
グループ会社 警備3社・派遣9社(86支店)