若者はガンガン文化交流をし合っているのに、老人達は、相変わらず後ろを向いてる。



GSOMIA破棄の報


 韓国政府は、日韓の軍事情報包括保護協定「GSOMIA」を破棄すると発表した。

 日韓の対立が安全保障分野にも拡大することになる。


 政府内では、韓国がGSOMIAを破棄する決定をしたことについて、「大きな影響はない」との見方が大勢。

 政府高官は「影響はそんなにないだろう」、「日米でやっているから問題ない」と述べていて、むしろ影響が出るのは韓国の方だとの認識を示している。


 一方で、「文政権は、どんどん異常さを増している」と、警戒感を示す政府関係者もいる。

 韓国が今回、安全保障面でも日本に対抗的な措置をしてきたことで、今後の日韓関係がさらに悪化するのは間違いない。


 安倍首相は、23日からG7サミットに出席するため、フランスを訪問する予定で、日韓関係の悪化を懸念するアメリカのトランプ大統領との会談で、この問題が話題にのぼる可能性もある。

(引用元 https://sp.fnn.jp/posts/00422803CX/201908221908_CX_CX)


 「日米でやっている」とのことだが、韓国は「米韓でやっている」と思っているかもしれない。


 ソウルで見た米軍基地は、日本のそれよりも開かれ、受け入れられているように見えた。



そもそも「GSOMIA」とは


【GSOMIA (ジーソミア)】軍事情報包括保護協定

 General Security of Military Information Agreement


「同盟など親しい関係にある2国あるいは複数国間で秘密軍事情報を提供し合う際、第三国への漏洩を防ぐために結ぶ協定」


 これは基本的には友好国同士で結ばれるもので、日本が協定を結んでいるのは、

 

・NATO(北大西洋条約機構)

・アメリカ

・フランス

・オーストラリア

・インド

・大韓民国


だった。


 韓国とは2016年11月23日に協定の署名を行ったばかり。一年ごとに自動更新、破棄は3ヶ月前の通告が必要なので、今回の破棄は、そのあたりの地雷も踏んでいることになる。


 北朝鮮はミサイルを連発し、韓国は反日の熱が高まり、朝鮮半島は、いつ引火だの誘爆だのが起きてもおかしくないような、アジアの火薬庫になりつつある。


 まさに「どうしてこうなった」である……。



韓国側の破棄の理由は?


 決定を受けて記者会見した大統領府の金有根・国家安保室第一次長は、韓国がGSOMIAの破棄に踏み切った理由について、


・日本政府が2日、輸出手続きを簡略化できる輸出優遇対象国(ホワイト国)から韓国を除外した際、日韓間に安保上の問題が生じたため。


・これにより「両国間の安保協力環境に重大な変化を招いたと評価した」とのこと。


・「このような状況で、安保上の敏感な軍事情報の交換のために結んだ協定を維持することは国益に合わないと判断した」


(斜体部分引用元:朝日新聞デジタル)

 

 つまり、日本政府の「ホワイト国」除外が原因と言いたいようだが、除外理由は徴用工問題や慰安婦財団の一方的な解散はじめ、これまでの韓国の振る舞いが……グレーというかブラックというか……、少なくとも、ホワイトじゃないんですが!なのだが。


実は二度目の「GSOMIA」破棄


 日韓のGSOMIAは民主党時代にもされている。


 2011年1月、李明博政権との間で協議を進めることで合意しており、両国間で初の軍事協定と注目されていたが、交渉が最終段階である6月26日、韓国政府がGSOMIA締結を閣議決定すると、野党やマスコミから「密室処理」「自衛隊の朝鮮半島進出に手を貸す」などの批判が噴出。


 6月29日には日本側も閣議で締結を了承していたが、署名式の50分前に、韓国大使館から「国会との関係で延期したい」との電話があって中止された。


 国家間の協定も、電話でドタキャンする韓国。

 破棄の場合は3ヶ月前に…なんて、屁でもないのだろう。



 そんな韓国だが、この協定破棄から、ウォンの下落が止まらない。

 文政権以降、これといった経済政策もなく、最低賃金の引き上げにより失業率も上昇、主要な輸出先の中国経済も悪化中の、輸出依存国家。


 韓国の中央銀行の市場介入も虚しくウォン売りは止まらず、今、3度目の通貨危機を迎えようとしている。


「アメリカも韓国を見捨て、北朝鮮との交渉の中で、韓国は消滅に向かうのではないかとの見方が増えています」


と語る専門家もいる中の、今回の日本への暴挙。


 自分の首を自分で締めるのが好きな頭は、そろそろすげ替えられそうな気もするのだが、どうだろうか。