今日、『JE 事業終了』が、Yahoo!の急上昇ワードにあがっていたので、
「農業と福祉の有識者会議に呼ばれていた、
TOKIOの城島リーダーが、とうとう農業一本に絞って、農協を解体・再構築するのか?」
と思ったのだが、『JA』じゃなくて『JE』だった。
で、JEってなんだ?と思ったら、『ジャニーズ・エンタテイメント』の事だった。
そんな、世間の常識のように略されてもわからんわ!と思った。
でもジャニーズ。
城島リーダーもジャニーズ。
どんな話題にもチラつく城島リーダーの影に、城島ハンパないと思って調べると、城島リーダー率いるTOKIOは、
所属芸能事務所はジャニーズ事務所
所属レコード会社はジェイ・ストーム
と、いうわけで、ジャニーズはなんだかややこしい。だからJE?が事業終了して、いっこ減れば、スッキリするんじゃないか?
……とか言っちゃダメですよ。
ファンの方々がいらっしゃいますからね(震)。
株式会社ジャニーズ・エンタテイメントは、本年5月31日をもちまして事業を終了させていただくことといたしました。
(中略)
株式会社ジャニーズ・エンタテイメントの事業終了に伴い、株式会社ジェイ・ストームはJEレーベルの名称を譲り受け、6月1日より『ジャニーズ エンタテイメント(Johnny's Entertainment Record)』レーベルを発足させることといたしました〉
こう綴られた文書が5月下旬、各メディアに封書で届けられ、業界は騒然となった。
「ジャニーズ・エンタテイメント」は1997年2月、ジャニーズ事務所の関連会社として設立された。
立ち上げ直後にリリースしたKinKi Kidsのデビューシングル「硝子の少年」(同年7月リリース。山下達郎作曲、松本隆作詞)は100万枚超えの大ヒット。現在は、少年隊、NEWS、ジャニーズWEST、中山優馬などが所属している。
「ジャニーズ・エンタテイメントはジャニーズグループ企業の中でも“核”と言える会社でした。今回の事業終了の意味が重いのは、同社の代表取締役を務める小杉理宇造氏(71)がジャニーズの最前線から身を退くということです」(レーベル関係者)
(引用元 https://bunshun.jp/articles/-/12142?device=smartphone&page=2)
この小杉氏の引退により、JEが事業終了。
ひとりの存在が大きいあまりに、引退と共に一社がなくなる。後継を育てられなかったというのは、経営者として、どうなのだろう…。
小杉氏は、ワーナーミュージック・ジャパンの代表取締役会長や、山下達郎や竹内まりや所属のスマイルカンパニーの代表取締役社長などを務めてきた、音楽業界の重鎮。
経営者としての手腕は事務所内でも有名で、ジャニーズJr.の少年達にも顔を知られており、現場に来ると場が締まる、という話だ。
その小杉氏が、2016年のSMAP分裂時、SMAP×SMAP緊急生謝罪放送前に受けたインタビューがある。
「一度独立を表明した4人のメンバーが事務所に戻るには、当然条件があります。
まずは国民的スターの自覚もなく、曖昧な言動でファンや関係者にご迷惑、ご心配をかけたことを謝罪すること。
”内”に向けた謝罪も必要です。社長のジャニーをはじめ、事務所の社員にも許しを乞うこと。
さらに今回は木村君が残るという形でメンバーが4対1に割れてしまった。
寂しい思いをした木村君、大切な仲間である彼にも謝るべきだと申し入れました」
(2016年1月28日号「週刊文春」より)
事務所の社員にも許しを乞うこと。
許しを乞うこと。
乞うこと。
うはあ……どんだけ偉いんだろう。怖い。
この、小杉氏の言葉に従い、4人が独立計画を断念していれば、SMAPはかろうじて”空中分解”を免れたはずだ。
小杉氏は、この修復作業に大きく関係していたが、結局は解散。
その後、次期社長である藤島ジュリー景子氏の後見役を務めていくと見られていた小杉氏だったが、
「ジュリーさんの母親であるメリーさんも、社長のジャニーさんもそれを望んでいたはず。
“ジャニーズの番頭”とも呼ばれ、メリーさんが信頼を寄せていた役員・白波瀬傑氏も小杉氏のことを『小杉先輩』と呼んで、一目置いていた。小杉さんが第一線を退くことに不安を感じているタレントは正直多いと思いますよ」
(元ジャニーズ所属タレント)
滝沢秀明氏がアイドル活動を、退き「ジャニーズアイランド」の設立したが、それに続くように発表された、ジャニーズ・エンタテイメントの事業終了。
ジャニーズの構造改革や派閥争いは、タレントやファンにどう影響するのだろう。
アイドルが、夢を見せてくれるものじゃなくなっている。