君達は、ケイスケ・ホンダに怒られればいいと思います!

1万円を払うから


 サッカーの本田圭佑が29日、自身が1万円支払うので「僕にサッカーを教わりたい人っていますか?」と投稿したツイートが大反響を呼び、30日午前9時45分時点で6000件を超えるコメント、リツイートは4万5000件を超えている。


 本田は「僕が10000円払うので、僕にサッカーを教わりたい人っていますか?」

「本気でワールドカップを優勝したいという人に限り、そして僕が教えたい人を好きに選びます!僕がお金を払って教えます!」

とだけつぶやいた。具体的な人数や、年齢、サッカー歴などの条件は記されていない。


 世界を舞台に活躍する本田の突然のツイートはすぐさま沸騰。

 まずは現役日本代表の長友佑都が「長友佑都です!よろしくお願いします!」と名乗り出た。

 長友はその後、「これネタじゃないからね。まじガチやから」と本気であることを訴えるツイートを投稿している。


 浦和の槙野智章もツイッターで「どんな選手、どんな人より野心があり、情熱持ってやります。教えて欲しいです。よろしくお願いします」と志願した。


 その他にも子供達や、サッカーを断念したという大人、女性からもコメントが殺到。いいね!も13万件を超えている。

(引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190530-00000035-dal-socc)


 プロはダメだろw 自分でやれwww 


 ……と、思った次第ですが、本田のこの発言の背景には、今の日本代表の姿があった。



ギラギラ感がない?


 それは昨日、都内で開催された「アドバタイジングウィークアジア」の、基調講演でのこと。


 実業家としてこのイベントに参加した本田は、自身が代表を務める会社について、


・140人くらいのグループでやっている。

・個人としては50社くらいに投資している。

・昨年の夏には、ハリウッド俳優のウィル・スミスと共に『ドリーマーズ・ファンド』というベンチャーファンドを設立し、そこで25〜30社に投資している。


 …などと、自身が行っている起業家の支援について語った。

 そして、そんな投資事業を通して彼が感じたのが、日本人の覇気のなさだった。


「日本人は物足りない。もっと挑戦をしないと。人生は一回きりなんだから」

「(サッカーの、日本)代表でも、若手が入ってきて晩飯を食べていても、今はギラギラ感がない」

(引用元 https://www.tokyo-sports.co.jp/soccer/japan/1414287/)


 自身が代表監督を務めるカンボジアの選手も同様のようで、


「日本と同じ文化で、ミスを怖がる。だからミスをしたらガッツポーズをしろと言っている。

 一見、頭がおかしいように思われるが、そこまでしないと変わらない」


 と、彼独特の指導内容を明かしている。


 このあたりが、


『ギラギラした奴なら、金を払ってでも教えたい』

『そのくらい、オマエラ覇気がねえんだよ』

『もっとギラギラしていこうぜ!』


 …的な心情を抱かせたのだろうか。(個人の感想です)


 だとすれば、そこに手を上げた長友氏や槙野氏は、ギラギラしているのか?

 長友氏なんか、本田方式をパクッて、メンタルトレーニングするよとか言い出してるけど、ギラギラする方向が違わないか? いや、むしろ当たりか? 


 いずれにしても、彼が教える人は、彼の言葉を素直に受け止めて、ギラギラ輝いて…いや燃えているような人なのだろう。


 そして、ギラギラしてないと言われても、あなたに比べたらほぼ全国民が……と思っちゃう私は、ギラギラしていないのだろう。


 だってぇ…………(泣)。