人気な車種だからこその悩みなのか……。


新型車発表!


 レクサス(Lexus)の台湾部門は、中国で4月16日に開幕する上海モーターショー2019において、新型車を初公開すると発表した。


 この新型車は、レクサスが移動に関するさまざまな制約から、乗員を解き放つことを目指して開発するもの。「ラグジュアリースペース」をテーマに掲げており、現在のレクサスラインナップにおいて、最も室内空間の広いモデルになると見られる。


 なお、この新型車については、レクサスブランド初のミニバンとの情報がある。トヨタの最上級ミニバン、『アルファード』をベースとし、中国と東南アジア専用車として、レクサスがミニバン市場に参入する可能性が伝えられている。


 実現すれば、メルセデスベンツ『Vクラス』と競合するミニバンになりそうだ。レクサスの台湾部門は、この新型車のティザーイメージを1点公開。スピンドルグリルに3連ヘッドライト、L字型のLEDデイタイムランニングライトを備えた表情が見て取れる。

(引用元 https://s.response.jp/article/2019/04/04/320941.html?from=tptr)


 ミニバンにすると、どうしてもスポーティーな印象が付加され、高級感が落ちる。ただ、アルファードをベースとするなら話は別だし、VIP系の改造を施したい若者達にウケそうな気もする。


 だがレクサスは、致命的な問題を抱えている。それは、欠陥と言ってもいいようなものだ。



盗まれやすい車ランキング「レクサス」が初の1位、プリウスの首位奪う。


 日本損害保険協会は3月20日「第20回自動車盗難事故実態調査結果」を発表した。


 調査は昨年11月に損害保険会社17社を対象に実施。全国で発生した自動車本体盗難事故、および車上ねらい(部品盗難含む)事故のうち、調査期間内に車両保険金を支払った事案を対象とした。車両本体の盗難の調査総数は277件、車上ねらいの調査総数は364件だった。


 車両本体の盗難を車名別に見ると、「レクサス」が昨年から2.6倍の66件に増加し、調査開始以降初めてワースト1となった。


 2017年の調査まで4年連続ワースト1だったプリウスは、今回はワースト2と、依然として高い。車両の盗難が、特定の車種に集中する傾向が続いている。

(引用元 http://news.livedoor.com/lite/article_detail/16200187/)


 高級車は他の車種に比べ、出荷台数が少ないはずだ。にも関わらず、盗難件数1位というのは、なかなかの異常事態である。


 1位になるほどの数が盗まれるということは、『盗み方』と『売り方』が確立されているということだ。

 そして、それを裏付けるような逮捕劇が、先月報道されている。



電子キーを複製し盗難


 車にパソコンを接続し、鍵を複製する手口で車を盗んだとして男が逮捕・起訴されました。被害は150台以上にのぼります。


 無職の菱田健太郎被告(37)は、おととし11月、大阪府高石市の駐車場で国産自動車1台を盗んだとして逮捕・起訴されています。


 警察によりますと、菱田被告は車のドアを工具でこじ開け、パソコンを車のコンピューターに接続。

 特殊なソフトでデータを抜き出し、鍵を複製する手口で、これまでに150台以上の車を盗んだということです。


 盗まれた車は「レクサス」や「プリウス」といった国産車が多く、被害総額は7円あまりで、菱田被告は「人気があって転売しやすかった」と話しています。

(引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190326-00021232-asahibcv-l27)


 この手口で盗まれているものが、他にも相当数あるはずなので、何らかの対策が必要なはずだが、実際のところはどうなのだろうか。


 ラグジュアリーとか言う前に、『停めた所にちゃんとある』という、車としての最低条件を満たしてほしい気がするのだが……。