文春砲が、やばい方を向いている。
的が見えても、そっちに撃つのはやばいだろ。
怖いわぁ……。
主演映画「翔んで埼玉」が大ヒット中の歌手・GACKT(45)。
仮想通貨「スピンドル」への関与を巡って、資金決済法違反(無登録営業)の疑いがあることが、「週刊文春」が入手した音声データで分かった。
2017年11月4日、「インターコンチネンタルホテル大阪」28階のクラブラウンジで行われたスピンドルの“商談会”。
仮想通貨業者の「ブラックスター」は当時、スピンドルを発行し、事業資金を集めるICO(イニシャル・コイン・オファリング)というビジネスを手掛けていたが、2017年10月27日には金融庁がICOには、価格の下落と詐欺のリスクがあると呼びかけていたばかりだった。
商談会に集まった10数人の出資者候補を前に、ダメージジーンズにブーツを合わせ、サングラス姿で登場したGACKT。参加者からの質問に答えていく。
(ブラックスターの)社長と知り合いなの?
「僕はそのメンバーの中に入っています。ブラックスターの中に入っています」
(まだ)上場してないから株で言えば、インサイダーやんね……
「法律が来年の1月か2月にインサイダーが適用されるという話が今回っています。1月か2月以降は言えないって。今は言える。ちょっと今までとは考えられない儲け方なので。
1000万円を入れたのが2億とかなっているんですよ。この前、仮想通貨のフォーラムあったんですけど、皆めちゃくちゃ幸せそうなんです。この2年間で急にお金を持っちゃって。
ただ、馬から車に変わる時代なので」
終始、スピンドルの魅力を訴えるGACKT。商談会は約2時間に及んだという。
(引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190327-00011223-bunshun-bus_all)
GACKTのあの容姿、声、雰囲気でこれを言われたら、どうなるのか。
胡散臭い。
そんなことはわかりきっているが、彼のあの生活を可能にしているのがコレなら…と、サインをしてしまう人がいても、私はちょっとバカにできない。
ただ、本当に1000万円が2億円に化けるのなら、出資者はいらないし、自分でもっと投資するような
気も。普通に考えておかしいだろう。
この、キラキラふわふわした、GACKTの話に感銘を受けて投資した人、ほんとにいるんだろうか…。
「いかなる投資においてもある程度のリスクが生じますので、ご購入いただきました投資家の皆様においてはそれをご承知のうえでこのプロジェクトにご参加いただいております。
また、我々もそれを超えるリスクを投資するご本人の意思を超えて無理強いをするようなことはいたしません。
2018年5月21日に仮想通貨取引所にリスティング(上場)されるまでは、そもそもスピンドルは、(ビットコインなどの1号仮想通貨と交換可能な)2号仮想通貨への該当はしないと考えております。また併せて資金決済法にも抵触するものではないと考えております」
(ブラックスター広報担当)
うわ…胡散臭ぁ……。
違法営業で捕まった多くの業者が使う、テンプレみたいな説明だ。
GACKTには、仮想通貨スピンドルで投資スキームを作り、仮想通貨業者の会社要件から除外して、資金を集めようとしていたという疑惑がある。
その広告塔がGACKTであり、仲間のうちの一人に、野田聖子総務相(当時)の夫(前科あり)も含まれ、この件について金融庁から人を呼んで説明させていたことも、以前話題になっていた。
だが、半グレのグループに大損させ追い込みをかけられ、仲間の数名はロシアに逃亡したとも言われている。
GACKTの所属事務所は
「普段は海外に居住している御本人のプライベートに関しては把握しておりません」
などと回答。この居住先も、ロシアだという話がある。
文春はGACKTの携帯電話も鳴らしたが、締め切りまでに返事はなかったとのこと。
そのGACKTの、マズい感じの音声が、今朝5時に公開になったので、
なったので……。