全国でゴルフ場の倒産が急増している。
今年4月時点で既に13件に上り、リーマン・ショックがあった平成20年を上回るペースだ。
背景には若者のゴルフ離れによる利用者数の低迷があるほか、施設整備などのため会員がゴルフ場に預けた「預託金」の償還に対応できず廃業を選ぶケースも多い。
帝国データバンクの調査によると今年のゴルフ場倒産件数は昨年1年間の12件を既に上回っており、このペースで増加すれば倒産が高水準で推移した20年の28件を超える可能性がある。
同社が経営状況を把握できた全国のゴルフ場約950社のうち、29年は37・1%の353社が減収。日本ゴルフ場経営者協会がまとめた29年のゴルフ場利用者数は延べ8655万6千人(速報値)にとどまり、ピークだった4年度(1億232万5千人)の8割強まで落ち込んだ。
(https://www.google.co.jp/amp/s/www.sankei.com/economy/amp/180530/ecn1805300001-a.html より抜粋。以下、斜体部分も同様)
確かに周りを見回すと、働き盛りの30〜40代の友人に、ゴルフをしている人は少ない。
体感では、10人に1人もいないのではなかろうか。
友人が勤める会社には、ゴルフサークルがあるようだが、それでさえ活動は月イチ程度、グッズもレンタルや使い回しのようである。
これ多分、ゴルフ場の経営者も高齢化していて、イベントやキャンペーンなんかの方向性を誤ってるのも、原因のうちのひとつな気がする。
だってさ…、
ゴルフ人口が減退した最大の要因は、若年層に裾野が広がらなかったことによる愛好家の高齢化だ。
初心者用でも道具一式そろえれば5万円前後はかかる上、プレー費用も他のスポーツに比べ高額。
道具を積んで郊外のゴルフ場に向かうのに欠かせないクルマを持たない若者も多い。
同協会は「利用者の5人に1人は65歳以上。このままでは先細りだ」と危機感を募らせる。
だったら、高齢者プレイヤーから、若年プレイヤーに道具を譲りやすくする為に、ゴルフ場でフリマしちゃうとか、不要なグッズを寄付してもらって、レンタル用にするとか。
高級感、セレブ感はゴルフ場の売りではあるが、生まれた時から不況育ちで、ブランド物は雑誌の付録で十分、いかに金をかけずに遊んだかを誇る現代の若者にとっては、ゴルフなんて、浪費以外の何ものでもない。
本当に生き残りたいなら、歴史やプライドを捨て、ぐっと身近になるように、崩す所を崩さなければ無理だ。
高所得者の固定客が経営を維持してくれる、一流コースならともかく、地方の小さなコースなどは、考え方を変える時が来ているのではないか。
「企業の接待交際費が減ったことが大きい」と指摘するのはスポーツ経営学が専門で日本ゴルフ学会のメンバーでもある鹿屋体育大(鹿児島県)の竹下俊一教授(63)。
かつては仕事の付き合いでゴルフを始める人も多かったが、「接待ゴルフ」が減り、週末は取引先とゴルフにいそしむ光景も少なくなった。
ゴルフ場経営者には預託金問題も重くのしかかる。施設整備などのため会員がゴルフ場に預けていた金で期限が来れば返還を求められるものだが、資金不足から多くのゴルフ場で先延ばしとなり、一部で訴訟も起きている。
バブル期に整備されたゴルフ場の多くが設備の更新時期にさしかかっておりその費用もかさむ。
なんかもう、このへんとか、まったく共感も同情できない。
バブルにハシャいでゴルフ場作って会員権売りまくって、今、維持できないし預託金も返せないから、破産しますね?って、見通し甘かっただけだよね?と。
団塊ジュニアの私がそう思うのだから、浪費を知らない若者なんか、もっとそう感じるのではあるまいか。
そんな所が若者を呼ぼうと思ったら、もう、あれしかない。
業界では若者や女性のファンを増やそうと、大学と連携し授業の一環でラウンドに招くなど接点を増やす取り組みや、高額なプレー費用を抑えるため「学割」を導入したところもある。
日本ゴルフ場経営者協会は「健康経営」に力を入れる企業と提携し、若手従業員の健康増進のためゴルフを役立てられないかと検討中だ。
違うって…。
元気な若者は、まだ健康増進なんかに動かないって。
もっと意識高い、シャレオツなイベしなきゃダメなんだってば。
ロケーションはいいんだから。
高級感があるクラブハウス、広大なグリーンとくれば、インスタバエがたかる、あれができるじゃないか。
フェスが。
もう、ゴルフ関係なくても、なんでもいい。
コースいっこ潰して、コンサートやキャンプなんかやっちゃうくらいでいい。
そんで、その脇でゴルフ教室やって、楽しさを伝えていけばいい。
なんなら、婚活イベントだって、いいじゃないか。
コースを回りながら話したら、飲み屋で話すよりも仲良くなれそうだ。
これをやったら、昔からの高齢プレイヤーは離れるだろう。
それでいい。
時代に合わせてスタイルを変えられる所は、若者に合わせて生き残ればいい。
それを嫌うプレイヤーは、スタイルを変えずに昔からの品格を維持するコースに集まるだろう。
そうして棲み分ければ、ゴルフ場が減りはしても、絶滅は免れる。
「リオデジャネイロ五輪でもゴルフ競技は採用されたが人気回復には至らなかった。東京五輪の効果も限定的だろう」と悲観的な見方を示している…とのことだが、やり方次第だ。
何を選び、何を捨てるか。
若者を呼びたいなら、若者に聞くのが一番ではなかろうか。
