正直、もう、とっくに上場してると思ってた…。

メルカリがマザーズへ6月19日に株式を上場する。上場時の発行済み株式総数は約1億3533万株、想定仮条件は1株当たり2200~2700円で、時価総額は最大3653億円になる見通し。

(引用元 http://www.itmedia.co.jp/news/spv/1805/14/news118.html)


若い子が使うアプリと、侮るなかれ。

ヤフオクと人気を二分するメルカリは、いつの間にここまで成長したのだろうか。



基本情報


株式会社メルカリ

本社、六本木ヒルズ。


なんかもう、会社情報なんて、これだけでいい気もしてきましたが、続けます。


2013年 設立(株式会社コウゾウとして)

2016年 黒字化


代表者 山田進太郎(代表取締役会長兼CEO)

小泉文明(社長兼COO)


資本金 87億89百万円


資本からして、違うよね…。

ちなみに、剛力彩芽と熱愛?発覚の、前野友作のZOZO TOWN運営会社・スタートトゥデイの資本金が、13億5930万円です。

段違いですね…。


メルカリ以外の運営アプリ

『アッテ』地域コミュニティアプリ

『カウル』本・CD・DVD専用のフリマアプリ

『メルカリ メゾンズ』ブランド品専門フリマアプリ


メルカリ以外は、正直知りませんでした。

ユーザーは多くなくても、固定客がつくタイプのアプリかも。



沿革


2013年

2月 - 株式会社コウゾウ設立

6月 - オフィス移転

7月 - フリマアプリ「メルカリ」サービス開始

          第三者割当増資にて5000万円調達

8月 - ユナイテッドと資本業務提携、3億円調達。

          同社取締役の手嶋浩己が、当社取締役に就任

11月 - 株式会社メルカリに商号変更


山田氏は、早稲田大学時代、楽天にインターンとして行ったりしてました。

この頃から、既に構想があったかもですね。


会社設立から、メルカリ立ち上げまで5ヶ月なのはいいとして、資本の調達がめちゃくちゃ早い…。

ユナイテッドの手嶋氏は、今くらいに成長するのを見越していたんだろうか。

確かに、爆発的に流行った感じはしたもんな…。


2014年

3月 - オフィス移転

          第三者割当増資にて14億5000万円を調達

          米国子会社を設立

4月 - 宮城県仙台市にサポートセンターを開設

10月 - 第三者割当増資にて23億6000万円を調達


メルカリ立ち上げから9ヶ月間、サポートセンターがなかったっていうのは、ちょっと強引な気が。

最初こそ、トラブルが多くてサポートが必要なのに。

専門部署としてはなくても、みんなで都度対応してた…とかは、ありそうだけど。


てか、この年だけで、38億1000万円の増資って…、あるとこにはあるんだな…。


2015年

3月 - 六本木ヒルズにオフィスに移転

9月 - 100%子会社、株式会社ソウゾウを設立


コウゾウからのソウゾウ…

次に来るのはカイゾウと大胆予想。


オフィスがヒルズなら、社長のお住まいも…?

どこなんだろう。なんか申し訳なくて、調べてないけど。


2016年

1月 - BASE株式会社に出資

3月 - 第三者割当増資にて84億円を調達

          ソウゾウから新アプリ「メルカリ アッテ」提供開始

6月 - 2016年6月期(2015年7月〜2016年6月)の売上高は122億5600万円(前期比189%増)、営業利益は32億8600万円(前期は11億400万円の赤字)で、初めて黒字化。


BASEはネットショップを簡単に作れるアプリ。

個人事業主とか、ちっさいショップなんかが使ってる。

個人売が多いメルカリとは、あんまりぶつからないから出資かな。なるほど。


2017年

8月 - ヤフーと共同で、安全なEC(電子商取引)環境整備を目的にした「EC事業者協議会」を発足


ヤフーと対立しないんだ!

まあ、目的違うからなぁ…。メルカリは、オークションじゃないから。



そんなわけで、高校生までがお小遣い稼ぎに使うほど、浸透したメルカリ。

フリルとか、似た感じのアプリはあったけど、ダントツでブチ抜いて上場しましたね。


ヤフオクで売れなかったり、思ったほど値上がりしなかった物なんかを、メルカリに出すのがいいかもです。


今までヤフオク一本でしたが、これを機に、使ってみようかな?