共通の敵を設定して団結するのは、戦術としては常套手段だが、それを、スポーツの場でやってもいいのか…?


世界選手権の存在価値自体を揺るがす珍事。

某国では涙して感動したようだが、こちらとしては、たまったもんじゃない。


ひたむきに練習し、ルールを守って試合に臨んだ、大切な日本選手達が、悪者にされる危険があるのだから。



南北合同チーム結成…?
 

5月3日(水)

「世界卓球2018スウェーデン(団体戦)」<4月29~5月6日/ハルムスタッド>、5日目。

国際卓球連盟(ITTF)より、女子団体にて韓国と北朝鮮による南北合同チームの結成が発表された。


→ 南北合同チームの結成を発表したのが、国際卓球連盟であるところが、まず問題。

トーナメント中のチーム編成変更を、公式が認めてしまっている。

だが、これは4月27日に、南北朝鮮軍事境界線に位置する板門店(パンムンジョム)に於いて南北首脳会談が行われた直後の出来事。

当然、シナリオも書かれていただろう。


南北の関係をアピールする為に利用されるとわかっていても、止めれば『国際卓球連盟は、融和を阻止する野蛮な集団』にされそうな気がする。

その為、南北合同チームの結成を呑むしかなかったのだろうか。


南北合同チームの結成により、予定されていた韓国と北朝鮮による準々決勝は実施せず、


→ 勝手に仲良くなって、勝手に試合を辞めるのは、本来なら『棄権』では…。


現地13時(日本時間3日20時)から行われる準々決勝、日本対ウクライナで日本が勝利をおさめれば、4日に行われる準決勝で南北合同チームの対戦となる。


→ 対戦するのは、本来は『相手が棄権した為、不戦勝で上がってきた方のチーム』のはず。

試合は棄権、でも、棄権した選手同士で1チーム作って一緒に不戦勝で上がって、準決勝へ…?

いやいや待て待て…


途中から合同でやるなら、最初から合同で出て来い。

出場枠が、1つ無駄になってるだろうが。


これ、許容しちゃダメなやつじゃん…。

でも、融和を阻止したどうこう言われるのが嫌で、国際卓球連盟は通すしかない…って、

わかっててやってるよな?

おまえら、いつもそうだよ…。


(ここまでの斜体部分 http://www.tv-tokyo.co.jp/tabletennis/smp/news/2018/05/002523.html より引用)



合同チームの顛末
 

ゲームカウント3-0のストレート勝ちとは思えないほど内容の濃い一戦だった。


5月4日に行われた「世界卓球2018スウェーデン(団体戦)」<4月29〜5月6日/ハルムスタッド>の大会6日目、日本女子代表チームは前日に結成された韓国と北朝鮮の「南北合同チーム コリア」と決勝トーナメントの準決勝で対戦。


→ 名前、決まっちゃったんだ…。

コリアはいいけど、最初からそれで出てこいと…。


伊藤美誠(スターツSC)、石川佳純(全農)、平野美宇(日本生命)というベストメンバーで臨み、予選グループリーグから続くチームのストレート勝利記録を更新した。


→ これ、勝っちゃっていいの? と一瞬でも思ったとしたら、ものすごく罪深い。

スポーツに、勝つ以外の雑念を、このタイミングで持たせるのは、それが誰でも許されないだろう。


それが誰でも…

それが…最近首脳会議してた、日韓の元首だとしても…

えぇ〜〜…重い……。


立役者は2番手で登場したキャプテン石川だ。

リオ2016五輪個人戦の1回戦でまさかの敗戦を喫して以来、因縁の相手だったカットマンのキム ソンイ(北朝鮮)とフルゲームの死闘にもつれ込み、最終の第5ゲームは相手の打球が8-7から3回もエッジボールになるアンラッキー。

これには「何度も心が折れそうになった」と試合後に明かした石川だが、諦めず5回のデュースを乗り越え、このゲームを16-14で制して勝利をもぎ取った。


→ これ、各国の試合の動画を観て、めちゃくちゃ研究してるわけだよね?

それを、勝手に合同チームとか言って組み直して、誰が誰と当たるかとか、順番とか、めちゃくちゃにしてるわけだよね?

計算外の連続だよね?

折れずによくがんばった……。


今回の大会はダブルスがない。

国内で良い組み合わせを作って、ふたりで練習してくる必要がない。

ただただ個人の強さを追求し、国内最強メンバーを出してくればいい。

その、2国分の最強メンバーで構成された『合同チーム』をぶつけられた日本チーム…。


よくやった…よくやったよ…。


石川「最後は自分を信じることができた。リオの自分は克服できた」

平野「すごい感動というか、自分もしっかり波に乗っていかないとという気持ちになった」

伊藤「目標は金メダル。決勝で勝つことしか見ていない」

(ここまでの斜体部分 http://www.tv-tokyo.co.jp/tabletennis/smp/news/2018/05/002527.html より引用)



本日の決勝は中国戦!
 

女子決勝トーナメントの決勝、

現地時間5日14時30分

(日本時間21時30分)試合開始予定。

相手は中国。


これで勝ったら、日本は中南北共通の敵になる。

世界卓球の内外で、壮絶な戦いが待っているのかもしれない。

空気読む気がない国から、空気読めないって叩かれるかもしれない。

選手達は、何も悪いことしてないのに。


ならばせめて、ここからでも声援が届くように、叫んでおこうと思う。


見るからがんばって…

『スポーツ』としてがんばって…

そして、結果はいいから、無事に帰ってきて…!


超心配だよ…。

開催国がスウェーデンな事だけがよかった…。

これをアジアでやってたらと思うと、ゾッとするよ…。